Doctors-3JSB-GENE【４】

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健二郎side







涼太の部屋に入って


おしゃれな服で溢れているクローゼットの中から



上下セットのスウェットを手に取り


再びリビングに戻った。





すでにズボンと下着は脱がされて


亜嵐がタオルで下半身を拭いていた。



亜嵐「ちょっと涼太の体動かしてもらえる？」



亜嵐1人では体の大きな涼太を動かすのは難しいみたい。




脱力しきっている涼太を何とか動かして


取って来たスウェットに着替えさせた。



隣では剛典が布団の始末をしていた。




3人で手を洗いに行って


亜嵐が洗濯機を回すと言うので


剛典と2人でリビングに戻って来た。





剛典「涼太.....」



健二郎「ん？」



剛典「そう言えば涼太が薬飲んでるとこ見なかった」



きっと、剛典は自分を責めているんだろうね。




健二郎「お酒飲んで薬飲まへんとか今日に限った事じゃないやん」



剛典「でも...っ」



健二郎「剛典、誰のせいでもないよ。薬の事、涼太に任せるって決めたのは皆で話し合った結果やろ」



剛典「....うん」



健二郎「これからは気にして声掛けれるようにしよう」





どんだけ良い性格してんのよ剛典は。

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