Doctors-3JSB-GENE【４】

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Aside








剛典「月経前緊張症って言ってAみたいにお腹が痛くなっちゃう人もいれば、めまいとか眠気に襲われたり、イライラしたり、悲しくなったり.........人によって起こる症状は様々なの」



「ずっと続くの.....？」



剛典「ううん、ずっとじゃなくて生理が始まったら症状は消失するよ。この症状は女性の半分以上が経験してるし、誰にでも起こりうるものだから心配しなくて大丈夫だよ」




体をピタッと密着させて


言い聞かせるようにゆっくりと話をしてくれる。





剛典「食事だったりちょっとした生活の工夫で症状は緩和出来るから、もう一人で悩むんじゃないよ」



クシャっと笑う剛兄を見て安心した。





「今日ずーっと玲於にキツく当たっちゃってた......」




剛典「これからは‘ごめんね’って先に事情を伝えてたら分かってくれるよ」





「ねぇ剛典くん、玲於のところに一緒に行ってくれる？」




剛典「もちろん。今動けそうなら玲於の部屋行こう」






剛典くんに手を引かれて


玲於の部屋に入る。




話しにくいことは全部剛典くんが玲於に説明してくれて


玲於も真剣に話を聞いてくれている。





「ごめんね玲於、また迷惑かけちゃうことあるかも」



玲於「迷惑だなんて思わないよ、でも歯磨きだけは長いけど許してね」





毎月生理が近づくたびに不安になるかと思ったけど



２人がいるなら安心だ。

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