Doctors-3JSB-GENE【４】

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涼太side







涼太「一度体を横向けて痛み加えてみよう」



亜嵐「玲於ごめんね、苦しかったら吐き出していいからね」




そう声を掛けながら何度か痛み刺激を与えると



玲於「うぅ....ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ..ｯ」



玲於が吐き出した。




亜嵐「上手だよ、そのままね」



玲於「うぅっ!........ｹﾞﾎｯ、ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ」




鳩尾をグッと押し込んで最後に吐かせたら


ぐったりと玲於の体の力が抜けた。




亜嵐「点滴繋ぐ前に体拭いてあげてもいい？」



涼太「そうだね、汗かいてるし。服脱がせて待ってて」




亜嵐くんが玲於の服を脱がせている間に


吐瀉物の処理をして診察の準備をした。









涼太「あれ、意識はっきりしてきた？」



亜嵐「うん、まだふわふわしてるみたいだけど。な、玲於」



玲於「りょーたくん.....」



涼太「はぁい。ふふふ、まだボーっとしてるね」



伸びてきた手をしっかりと握って


そのまま亜嵐くんにパスした。




涼太「胸の音聞かせてね、亜嵐くんに手握っててもらうんだよ」



ゆっくりと上下する胸に


チェストピースを押し当てて



耳に伝わる異常のない音に安心する。





涼太「お腹も触らせてね、少しだけズボン下すよ」



玲於の表情を伺いながら


少し圧を加えて触診していく。



涼太「痛いところない？大丈夫？」




玲於「......ん。だいじょーぶ」

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