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玲於side
冷えた昼食を、温めなおした亜嵐くんは
それを持って俺の前に差し出すと
テーブルを挟んだ向かい側に座った。
大きな目が俺を捉えて離れない。
玲於「......なに?」
そんな視線に耐え切れず
スマホをいじったまま、声を投げかけた。
亜嵐「最近帰ってくるの遅くない?せめて23時までには帰れない?玲於はまだ中学生なんだよ」
玲於「大会近いから無理」
亜嵐「それは分かってるよ。でも遅いと補導されちゃうし」
玲於「もし俺が途中で抜けたらその空いたポジションはどうすんの?そんなの練習になんねーよ」
亜嵐「それはそうだけど.........」
練習抜けろなんて、出来るわけねーよ。
周りは年上ばっかりで
付いていくのにも精一杯なのに
俺一人、置いてかれる訳にはいかねぇ。
玲於「今日も帰り遅いから。連絡してこないで」
亜嵐「じゃぁせめてどこで練習してるか教えて」
玲於「なに、迎えに来るつもり?迷惑だって」
たとえ亜嵐くんだろうと、邪魔はされたくない。
玲於「昨日洗濯出したやつどこ?」
亜嵐「もう畳んで玲於の部屋に置いたよ。また着ていくつもり?あのトレーナー着ていくなら上着持っていきなよ、夜だと寒いからね」
亜嵐くんの優しさは十分に感じているけど
大会が近づく今、
体調が悪いなんて言ったら
夜の練習は確実に行かせてもらえない。
玲於「だったらクローゼットから上着出してて」
たとえ言いつけるような態度でも
亜嵐「じゃぁあのトレーナーに合うアウター探してくるよ」
嫌な顔一つせず、嬉しそうに上着を取りに行った。
ごめんなさい、亜嵐くん。
亜嵐くんがリビングから出て行ったのを確認して
薬が入っているボックスから
いくつか適当に薬を取り出して
無造作にポケットに隠した。
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美紀 - GENE大好きで涼太くんとあらんくんとれおくんよりのオールです最高です三代目は臣君と岩ちゃんと今市君寄りのオール担当です最高です (2019年3月11日 20時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
みやあ(プロフ) - EXTRAF719さん» コメントありがとうございます^^そう言ってもらえると本当に嬉しいです^^ (2019年3月3日 19時) (レス) id: ebdab1c73a (このIDを非表示/違反報告)
みやあ(プロフ) - めろさん» ありがとうございます^^part5までは何とか頑張りますね! (2019年3月3日 19時) (レス) id: ebdab1c73a (このIDを非表示/違反報告)
EXTRAF719(プロフ) - 更新嬉しかったです!終わっちゃうのはものすごく寂しいです…………………… (2019年3月2日 22時) (レス) id: 01f9b4910f (このIDを非表示/違反報告)
めろ - 更新嬉しいです!この小説の大好きなので終わるのは悲しすぎます(;_;)これからも是非頑張ってください( ; _ ; )/ずっと応援してます!! (2019年3月2日 21時) (レス) id: bbf5ed0df5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みやあ | 作成日時:2019年1月9日 20時