Doctors-3JSB-GENE【４】

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直人side







チビチビと食べていると


俺がいるソファの前のローテーブルに


食卓から次々にご飯を運んでくる健二郎。



心配してわざわざ近くで


ご飯を食べようとしているんだろうな。





健二郎「なに１人でニヤケてるん。熱で頭おかしくなった？」



直人「何でもないよ。俺もそのチキン食べたい」



健二郎「食欲あるん？俺のはあかん、直兄の持ってくるから待ってて」




うん、ツンデレが激しいな。






ご飯を食べた後は体が重くなって


そのままテーブルに突っ伏してしまった。




直人「ｺﾞﾎﾂｺﾞﾎｯ...」



健二郎「急に体調悪なってきた？ちょっとソファで寝てて」




両脇を抱えられてソファにだらーんと倒れこむ。




健二郎「もう一回熱計ってみて。そのままじっとしててや」




目を瞑ったまま「うん」と頷いたら


服の下から冷たい手が入ってきた。




健二郎「深呼吸してね。........ん？」



聴診していた健二郎の手が止まり


服が胸の上までたくし上げられて



健二郎はある一点を指さした。




健二郎「ホクナリンテープ自分で貼った？一体いつから体調悪かったん」



直人「んー、昨日か一昨日か....」



健二郎「38.9度。さっきより上がってる」




うわぁ、聞きたくなかったなぁ.....

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