Doctors-3JSB-GENE【４】

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剛典side








剛典「程々にしとけよ。今朝、ほんとにひどかったんだから」



ここ数週間の激務で、兄弟みんな疲労困憊だ。




そんな中でも弱音を吐かず


一番に突っ走ってしまうのが涼太。





涼太「そんなに疲れ果てた顔してたんだ。でも今は？普通でしょ？明日は午後からだしさ、ここで一杯飲まないとやってられない」




確かに涼太の言う通り、お酒の助けもあってか



今朝、家を出ていく時よりかは


随分と良い表情になっている。






剛典「うん、確かにそうだな」



結局一緒に飲んじゃうのが俺。





そして、どんどんとお酒は進んでいく。





涼太「だってさぁあんなの肉体労働じゃん？それにデスクワークも......あぁー」



涼太はだいぶ仕上がって来たみたい。









亜嵐・健二郎「「ただいま〜」」



玄関の方から、控えめな声が聞こえて来て


随分いい時間になっていたことに気付いた。




リビングに入ってくるなり第一声は



健二郎「うわっどんだけ飲んでん.....」



亜嵐「いいなぁ俺も飲もうかな」



涼太「おっ！亜嵐くーん飲もうよ〜」



剛典「涼太、もうそろそろやめときな。風呂は明日にしてもう寝た方がいいよ」




傍では、着替えもせずに


健兄が空いた缶をテキパキと片付けている。




ほんと、もう恐縮です。

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