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汗をたっぷりかいた体は少しだるい。
『 …あ、…そうか』
『 昨日そのまま寝ちゃってたんだった…』
モヤモヤしたままの疲れた体だったけど、スーツはハンガーにかけてたんだ。
シャツの前はほぼ全開だったけどパンツは履いていた。
『 あっちぃ…』
ベタベタするのが気持ち悪くて寝ぼけながらも、風呂場についた。
今日は幸い仕事が休みだから思う存分休もう。
汗が染み込んでいるであろう衣服を全て脱ぎ捨てる様に洗濯機に入れ込む。
そして、シャワーで頭から冷たい水を被った。
目はもうパッチリ。
体の汚れも綺麗さっぱり。
でも、頭の中に" 康二 "はしつこいくらいに残っている。
『 はぁ、クソっ…』
また考えている。
次はいつ会えるんだろう、とか早く遊びに行きたいとか。
最近はその上に、
『どうやって楽しませてあげよう』
とか、
『ここに連れて行ってあげたら喜びそう』
とか、友達には普段あまり考えないようなことまで考えてしまっている。
『 康二は俺の男じゃないのに… 』
分かりきっていることをふと口に出してしまう。
1人の人に対してこんなに悩むことは初めてだ。
このモヤモヤが "恋" だとしたら、の話だけど。
たしかに康二は魅力的で可愛くて、
｢ めめ、めめ ｣
って来てくれるのが嬉しくて、俺にとってつい構ってしまうような存在。
でも、それはただ単にお店なよく来てくれる客だからなのか？
と、考えてしまって素直になれずにいる。
翔太くんみたいにハッキリとした気持ちがある訳じゃない。
だけど、この気持ちが好きの色を濃くしていっているのなら話は変わってくる。
前に付き合ってた人とか、好きだった人のことを思い出しても、ここまでこのモヤついた気持ちの正体が分からないことはなかった。
だからこそ俺は今、混乱を極めている。
…よし。
次会うときは俺の中で『本気のデート』っていう名目にして、康二のことをめちゃくちゃに可愛がってもてなそう。
それでなにか気持ちに変化があったら"好き"。
何も無かったら仲のいい"友達"。
これで気持ちの整理をつけよう。
回りくどく言う必要はない。
俺の気持ちを伝えるだけ。
目黒来週末空いてる?
目黒会いたいんだけど
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monaka_stsm(プロフ) - お話の続きも考えていたのですが、投稿することが出来ないのでこの作品のみTwitterの方で連載を続けて、他の新作などはこのアカウントで出来たらなと考えております。お手数をおかけいたしますが続きはTwitterの方にいらっしゃって頂けると幸いです！ (2021年8月9日 15時) (
レス) id: 929adfd95d (このIDを非表示/違反報告)
monaka_stsm(プロフ) - 別アカウントから失礼します。作者のもなかです。以前から、連載中のアカウントに入ることが出来なくなっていて、これ以上連載することが厳しいという状況になってしまいました。楽しみに待っていて下さった方には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。 (2021年8月9日 15時) (レス) id: 929adfd95d (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ(プロフ) - すごく面白くて続きが気になります！！更新頑張ってください！ (2021年7月7日 16時) (レス) id: 5986ca423a (このIDを非表示/違反報告)
もなか(プロフ) - みーちゃんさん» コメントありがとうございます！中々更新できておらず申し訳ないですが、気長に待っていてくださると嬉しいです。 (2020年9月5日 21時) (レス) id: a4a84abb86 (このIDを非表示/違反報告)
みーちゃん - やばい！すごい面白イイ！続き気になる！！更新頑張ってください！ (2020年8月13日 20時) (レス) id: 040ea83ad5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もなか | 作成日時：2020年3月5日 17時
