18日目 ページ20
「このまま最俺ハウス行かない？」
とヒラさんに誘われて私とレトとヒラさん三人で最俺ハウスに向かうことに。
説明しよう！最俺とは最終兵器俺達の略で最初はこーすけさんとヒラさん二人だったがキヨくんとフジくんも加えた四人グループのことなのだ！！！
レトをだっこしてヒラさんと他愛もない会話をしていると、突然レトが下りたいと言い出したので下ろしたら。
「て、つなご！」
と左手は私と、右手はヒラさんと手を繋いだ。
「レト、どうしたの？」
「なんかな、なんかな！」
「うんうん。」
「こーゆーのにあこがれててん！」
こうゆうの……。
私とレトとヒラさんと三人横に並んで手を繋ぐ。
私とレトだけじゃ実現しなかった、親子ならやっていそうなシチュエーション。
そっか、レトは憧れていたのか。してみたかったのか。
「そっか…。ごめんね、レト。」
私はレトの手をぎゅっと強く握った。
「ううん、ユイはわるくないで。おれなパパおらんくてもユイおったらいいねん！けどな、ヒラくんとかこーすけくんとかといっしょにおててつないだら、りょーほーのおててあったかくなるねん！」
ニコニコと理由を話すレト。
両方の手があたたかく……。
それをレトは望んでた。それはみんな望んでいること。
「そっか。両方のおててあたたかくなるように、私頑張って彼氏見つけるわ！！！」
「え、それはむりやしできやんやろ。」
「うーん矛盾！？」
「あはは！レトくんは誰か三人とおてて繋ぎたいだけなのかー。」
「うん！あ、けどなひだりはユイってきめてんねん！」
「そっか！右手は誰かパパみたいな人かなー？」
「うーん……パパじゃなくてええよ！」
レトは私と誰かと一緒に手を繋ぎたいらしい。可愛らしいけど、ちょっと胸がキューってなる。
「レト、じゃーんぷ！」
「じゃーんぷ！」
「すごーい！ういた！」
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真莉(プロフ) - ただのさん！ありがとうございます！！頑張って更新させていただきます！ (2018年6月22日 9時) (
レス) id: a56d9eb7d2 (このIDを非表示/違反報告)
ただの(プロフ) - 可愛いです！！いつも恋愛だったんですけど、こういうほのぼの系は新感覚でキュンとしました！これからも更新頑張ってください！ (2018年6月22日 1時) (レス) id: 30d813da54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真莉 | 作成日時：2018年5月20日 22時
