ガレリアンの1日 (ページ9)

今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:4,643 hit

7・晩餐会？ページ9

ガチャ

ヴェ「やあ」

其処に居たのはヴェノ公だった。

ガ「なんだヴェノ公か…どうした？」

ヴェ「どうしたはこっちのセリフだ！どうした？寝てたのか？」

ガ「あっ」

私は今気づいた。

さっきまで寝ていたせいか髪や服が乱れていた

ガ「ああ、大丈夫だ。少し寝てた」

ヴェ「そうか…ならいいが」

ガ「それで、用はなんだ？」

ヴェ「ああ、その事だか…皆んなで晩餐会をしないか？と言う案が出たんだ」

ガ「晩餐会？」

ヴェ「そうだ。住人も増えたしガレリアンを祝って乾杯といったところかな」

いつそんな事を話し合っていたんだ？という疑問は私の知る由もなかった。

ガ「わかった、参加するよ。何処でやるんだ？」

ヴェ「ガレリアンの家だ」

ガ「なッ⁉︎」

ヴェ「冗談だよ」

ガ「驚かすな…」

ヴェ「悪い(笑) リリアンヌの城でやるよ」

ガ「そうか…いつだ？」

ヴェ「明日だ！」

ガ「あ、明日⁉︎」

ヴェ「ああ」

ガ「何も準備してないぞ！」

ヴェ「心配するな…こっちでもう準備はしてある。何も持ってこなくてもいいぞ」

ガ「そうか…」

ヴェ「じゃあ、明日リリアンヌ城で！」

ガ「あ、ああ。明日」

そう言ってヴェ公は私の屋敷を去った。

ガ「明日かぁ」

まあたまにはいいだろう。こういうのも…

私は明日のために服を正してまた寝た。