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愛理side


皆んなが飲み疲れてきたら始発が発車する時間になってしまった。
私ももう少ししたら上がらなければいけない。



だから、いつものように
愛理「あの、連絡先、交換しませんか?」


盛山『あーうん。これ追加しといて』


とレシートの裏にLINEのIDを書いてくれた。


愛理「また連絡しますね。
  私は今日はもう上がりなので。
  今日はありがとうございました。
  また来てください」

そう言ってバックヤードの扉を開けた。



ドレスからパーカーに着替えて、コンタクトを外してメガネをかけた。

そして家に帰ってお風呂に入り、一睡もせずに大学に行く。



お昼になったら
盛山さんのラインを追加して

愛理今日はありがとうございました。また遊びに来てください!

と当たり障りのないラインを送った。



少しすると返信が返ってきた。


盛山こちらこそです。また行かせてもらいます


私は既読だけつけて大学の講義を受けた。


そこから週1で盛山さんがお店に遊びに来てくれるようになった。

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作者名:ことり | 作成日時:2021年1月18日 21時

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