モリ先輩の妹！？ (ページ7)

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あれから2日経った。
私は毎日玄関でたか兄の帰りを待っている。

『ん～...』

玄関でたか兄を待っている

悟「ずっとそこに居ると風邪ひくよ～！」

『A、大丈夫だよ！』

ガチャッ

『たか兄！光お兄ちゃんと馨お兄ちゃんは？』

崇「仲直りしたよ」

『本当に！？』

崇「あぁ。」

『良かった!!じゃあ、明日行く！』

崇「光と馨もAに会いたいと言っていたからな。」

ー次の日ー

第3音楽室の扉を開くと光お兄ちゃんと馨お兄ちゃんが居た。

『あれ？髪色違う...馨お兄ちゃん金色だ～！』

馨「Aちゃん...」

光「僕達の見分けがつくの？」

『ん？馨お兄ちゃんは馨お兄ちゃんだし、光お兄ちゃんは光お兄ちゃんでしょ？確かに、ちょっと似てるけど...』

環「ほら、光、馨、しっかり謝って！」

馨「実は、喧嘩はドッキリだったんだ」

『ドッキリ？うしょだったの？』

光「うん。嘘...ごめんね...」

そっか、ドッキリか

光お兄ちゃんと馨お兄ちゃんはもう仲良し？
うん。仲良しだ。

ハル「下向いて、なんか自分自身に話しかけてますね。Aちゃん。」

馨「怒ってる？...」

光「投げられないよね...僕達...」

崇「いや、怒ってないぞ。状況把握するために自問自答してるだけだ。」

『光お兄ちゃん、馨お兄ちゃん！』

光馨「「はい！」」

『A、すごい心配したんだからね！でも良かった！』

2人に思いっきり抱きついた。

『しょれに光お兄ちゃんと馨お兄ちゃんは仲良くないと嫌だもん！』

光馨「「うん！ありがとう、Aちゃん。」」

『光お兄ちゃんも馨お兄ちゃんも今度あしょぼ！』

光馨「「うん。いいよ。」」

馨「何して遊びたい？」

『剣道！はダメだから...ん～...あのね、みんなでスキー行きたい！』

光「スキー得意なの？」

『うん！たか兄とね、さと兄がね教えてくれたの！』

光馨「「そっか～！」」

光「じゃ、今度行こうね！」

『うん！楽しみ～！』

光馨(和むわぁ～)

崇「これで本当に一件落着だな。」

光邦「良かったね、崇」

崇「あぁ。ただもう、玄関で帰りを待ってくれることは無くなるのは寂しいけどな。」

光邦「待ってるAちゃん、よっぽど可愛かったんだね」

崇「あぁ。可愛かった。」

ハル「モリ先輩、妹さんの話をする時、すごい良い顔してますよね。」

環「そうだな。良いなぁ...兄妹...」

ハル「ですね。」

鏡夜「さてと、俺は、Aちゃんに嫌われてる現状をどうにかしないとな。」