二話 ページ5
授業が終わって高等部の第3音楽室に行った。
やっぱ...ドアノブ届かない...
『うぅ...(泣)』
ガチャッ
ハル「あっ、Aちゃん！」
『ハルくん...(涙)』
ハル「どうしたの〜？よしよし」
ハルくんが頭をポンポンしてくれた。
『ドアノブがね...高いの...』
ハル「ドアノブ？あぁ〜」
鏡夜「ハルヒ、どこに...あっ、Aちゃん。こんにちは(ﾆｺｯ)」
『こんにちは...』
この人...ちょっと怖い...
ハル「ん？どうした？」
『なんでもない！』
ハル「そうか。あ、ちょっと待ってね。モリ先輩〜！Aちゃん来てますよ〜」
たか兄が歩いて来てくれた。
無言で頭を撫でてくれた。
「あの子、噂のモリくんの妹さんかしら〜？」
鏡夜「モリ先輩ご指名です」
崇「Aどうしよう...ん〜...藤岡」
鏡夜「Aちゃんも一緒でいいですよ。」
崇「分かった。ありがとう。A、行こう」
『うん！』
どこに？それにしてもお姉ちゃんがいっぱい
馨お兄ちゃんと光お兄ちゃん顔が近い。
じっと見てると、たか兄が私の目を隠した。
「モリくんの妹さん？」
崇「あぁ。妹のAだ。」
光邦「Aちゃん、いちごケーキ食べる？」
『うん！』
「Aちゃんは何歳なの？」
『3しゃい！』
崇「A、生クリームがほっぺに付いてる。」
そしてたか兄がナプキンでほっぺを拭いてくれた
『ありがとう！』
崇「どういたしまして...」
「なんて麗しいの〜！」
「妹想いのモリくん、素敵だわ」
「ハニーくんと、Aちゃんは関わりあるの？」
光邦「もちろん！ね！Aちゃん！」
『うん！』
鏡夜「やはり、これは使える」
ハル「Aちゃんも利用する気ですか？鏡夜先輩。」
鏡夜「モリ先輩の妹が気になって来るお客さんも増えるだろう。それにAちゃんが居ることにより、場が和む。」
光馨「「どっちが光くんでしょうかゲーム！」」
じっと2人を見てると、前髪の向きが同じになった。
『たか兄、たか兄』
崇「ん？どうした？」
『光お兄ちゃんと馨お兄ちゃん、今気づいたけど、ちょっと顔似てるね！』
崇「今気づいたのか。」
「Aちゃんは、光くんと馨くんの見分けつくの？」
『右が馨お兄ちゃんで左が光お兄ちゃんだよ！』
ハルくんが来て、私が言ったことと同じ事を言って当てた。
崇「すごい。」
たか兄が頭をポンポンしてくれた
「きゃ〜素敵だわ！」
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作者名：はるか | 作成日時：2021年3月31日 1時
