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光邦side
光邦「ｹﾎｯ...ｹﾎｯ...随分流されちゃったなぁ〜。Aちゃん？Aちゃん！」
僕の隣でぐったりしている僕より小さいAちゃん。
光邦「Aちゃん！起きて！Aちゃん！しっかり！」
『ｺﾞﾎｯ...ｹﾎｯ...うぅ...』
光邦「良かった。僕のこと分かる？」
『みつくん...ここ何処〜？なんか暑いね。』
やけに落ち着いている。
光邦「分からない。とりあえず、生きていけそうだよ！ほら、バナナ！」
『美味ししょう！』
光邦「食べる？」
『うん！』
光邦「食べたらみんな探しに行こうか」
もぐもぐ食べてるAちゃん可愛い〜！
あれ？少しずつ目がうるうるしてきた？
やっぱ本当は心配なんだね。
僕はAちゃんの頭を撫でた。
光邦「きっと崇は僕達を見つけてくれるよ！いつもそうでしょ？」
『うん。そうだよね！たか兄はAのね、王子様だもん！』
ー数分後ー
光邦「しっかり...迷っちゃったね！」
『うん...ｸｼｭﾝ!』
光邦「寒い？」
『ううん。Aね、大丈夫だよ！』
大丈夫じゃなさそう。早くしないとなぁ。
あっ
光邦「Aちゃんストップ」
『ん？』
ガサガサと言う音が聞こえた。
向こうだ。
光邦「静かに行こう。」
『うん。』
少し進んだところで、崇とハルちゃんが囲まれていた。
『たか兄とハルくんだ...』
光邦「Aちゃん、ここで待っててね、みんな倒してくるね！」
『うん！』
Aちゃんの頭を撫でて、ツタを使って崇とハルちゃんの元へ行く。
光邦「崇、ハルちゃんどいて！あ〜ああ〜！」
そして、ハルちゃんと崇を囲んだ人達を技で倒して行った。
ふぅ...
光邦「もう、無茶な事はしないの！僕の仲間をいじめたら、め！だよ！」
環「ハルヒ〜！無事か〜！」
光邦「あ、たまちゃん！」
光「あれ？」
馨「ハニー先輩！」
崇「光邦、Aは？」
光邦「Aちゃん！もう大丈夫だよ！」
『うん！たか兄〜!!』
Aちゃんが崇に抱きつく。
崇「鏡夜、Tシャツ貸してくれ」
鏡夜「はい」
崇「A、体温が下がってる」
環「なんだって〜!!いますぐ部屋に連れて行って、温かいココアを！」
光邦「たまちゃん、Aちゃんココア飲んじゃダメなんだよ。アレルギー出ちゃうから」
鏡夜「はい、小児科医を1人頼む。」
流石、鏡ちゃんお仕事早いね。
あぁ...たまちゃん拗ねちゃった。
でも、Aちゃん、そこまで症状酷くならなそうだから良かった！
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作者名：はるか | 作成日時：2021年3月31日 1時
