6 ページ7
.
とりあえず何も言わずに
ぎゃあぎゃあ喚く宮君の話を聞いてる分に分かった事
信介を取られたと思い込んでる、ただの嫉妬と言う事が分かりました
いやー信介って宮君に慕われすぎじゃない？
ってか妬みの他にブスとか豚とか言われたわ
絶対信介にちくってやる
それよか私だってまだ宮君よりも一緒にいる期間は短いけど、信介の事は家族としてちゃんと好きだし
うーんどうしよう
早く素直に従兄弟だって言って状況を収拾するのもいいけど
結構言われっぱなしだから反撃するのもありだな
「おい少しはなんか答えろや」
本当口悪いなぁ…うん少し反撃するか
とりあえず信介探そう。その方が手っ取り早い
私は宮君を置いて信介を探し体育館の中に入る
おっ発見
まだ準備中だ
勿論宮君はいきなり逃げ出す私を鬼の形相で追いかけてくる
怖っ
靴を脱ぎ急いで体育館の中にいる信介に駆け寄った
他のバレー部員は私を見てなんだこいつという目で見ているが、そんなの気にしてられない
早くしなければあの宮君にやられてしまう
「信介！」
「A？」
周りの目もお構いなしに私は思いっきり信介に抱きついた
いきなりの事に勿論宮君とバレー部の人は驚く
「どないしたんA？邪魔したらあかんよ」
「あっごめんなさい」
宮君をチラッと見ると悔しそうな顔をしている
中々面白い
「信介…私あの宮君に呼び出されて豚やらブスとか言われた」
私はここぞとばかりに甘え、それを聞いた信介は宮君の元に駆け寄った
「侑…ほんまにそんな事言うたんか？」
「誤解です北さん！でも少しは言った気がしなくもないですけど…」
一瞬にして縮こまる宮君を見ていい気味だと思った
「おいずるいで自分！そうやって北さんに助けを求めるなんて」
「侑…謝りや」
「ぐっ…」
「侑」
「すっすみませんでした」
信介の圧に渋々宮君は謝った
「ほらAも早く帰り侑が悪かったな」
「あっ大丈夫。それじゃ帰るね」
少し雰囲気が重くなったバレー部達を置いて私は家へと帰宅した
帰るとおばあちゃんが買い物に出かけようとしていた
「おばあちゃん今から買い物いくの？」
「せやで、今日は信ちゃんがお友達家に呼びたい言っとたから」
「そつなんだ。手伝うよおばあちゃん」
「ありがとね」
信介の友達ってきっと三年の人だよね
緊張するな
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1399人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
わかな(プロフ) - お話の内容もめっちゃ好きだしスラスラっと読めるようになっててほんとに好きです！更新待ってます！ (2021年9月19日 5時) (
レス) id: 4e093480b3 (このIDを非表示/違反報告)
急ブレーキ - すごく面白くてスラスラーって読んでしまいました！次のお話も楽しみに待ってます！ (2021年9月3日 2時) (レス) id: da77361163 (このIDを非表示/違反報告)
陸玖(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！主人公ちゃんが可愛すぎてめちゃくちゃ応援してしまう自分がいます（笑） 更新頑張ってください！ (2021年8月14日 22時) (レス) id: 512415f6b7 (このIDを非表示/違反報告)
morisawa1(プロフ) - あまねさん» コメントありがとうございます！本当に更新が遅くて申し訳ないです…。でも必ず完結はさせますので宜しくお願いします！ (2021年8月14日 22時) (レス) id: 49ab9ee495 (このIDを非表示/違反報告)
morisawa1(プロフ) - しらたまさん» コメントありがとうございます！推しは黒尾さんです！でも私も結局皆んな大好きです笑アラン君も本当素敵ですよね！応援ありがとうございます！ (2021年8月14日 22時) (レス) id: 49ab9ee495 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：花屋 | 作成日時：2021年4月2日 23時
