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いつもの朝
そしてテーブルの上には大量のおにぎり
「おっおばあちゃん…この量のおにぎりどうしたの？」
「Aちゃんおはよう。昨日ご近所さんから沢山海苔をもらったんよ」
「へぇそうなんだ…でもおばあちゃんこれは作り過ぎじゃない？」
「せっかくやからいつも信ちゃんと遊んでくれるあの双子の格好ええ子達にも食べて貰おうと思って」
遊んであげてるのは信介の方だよおばあちゃん
「せやからAちゃん渡すのお願いしてもええ？」
私が頷くとおばあちゃんは笑顔でテーブルの上にあった大量のおにぎりを次々と袋の中に入れた
「それと信ちゃんにも渡しといてな」
「待っておばあちゃん」
「それとこれはAちゃんの分」
あっという間に大量のおにぎりを全て袋の中に入れ、おばあちゃんはそれを私に渡した
7個ずつおにぎりが入ってるが4袋…
まさかこれ1人一袋ですかおばあちゃん
「おばあちゃん流石に多すぎるかも」
「…せやんな…おばあちゃんAちゃん達が喜んで食べとる姿想像して作っとったらつい作り過ぎたみたいやわ。ほんま堪忍ねAちゃん」
おばあちゃんそれ言うのはずるい
そんな悲しい顔されたら全部持ってくしかないじゃん
「やだな〜おばあちゃん。こんな量ペロッと全部食べちゃうよ！多いとか冗談だよ冗談！あはは」
そう言うとおばあちゃんは笑顔になる
私も着々とおばあちゃんっ子になりつつあるわ
私は大量のおにぎりと共に学校に向かった
そして私は先に信介の教室に行こうとした所、偶然廊下で侑君と会った
「なんや自分そんな袋いっぱい持って」
「あっ侑君おはよう丁度いいや。はいこれ」
おにぎりの入った袋を渡すと侑君は目をキラキラさせた
こういう所本当治君にそっくり流石双子
「ええの？」
「おばあちゃんが双子にって」
「今度北さんのおばあちゃんにお礼言わなあかんな」
「それじゃ私行くから」
信介の教室へと歩き出すと侑君は私の後ろにピタッと張り付く
「えっなに？」
「北さんの所行くんやろ？俺も行く」
「何でよ」
「別にええやんほら早行かなチャイムなるで」
そう言って両肩を掴まれ後ろからぐいぐい押される
「ちょ分かったから押さないでよ」
「おっここ肩凝っとるんちゃう？日頃の感謝を込めて揉んだる」
「いだだだ！日頃の感謝じゃなくて恨みだろこの力加減」
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わかな(プロフ) - お話の内容もめっちゃ好きだしスラスラっと読めるようになっててほんとに好きです！更新待ってます！ (2021年9月19日 5時) (
レス) id: 4e093480b3 (このIDを非表示/違反報告)
急ブレーキ - すごく面白くてスラスラーって読んでしまいました！次のお話も楽しみに待ってます！ (2021年9月3日 2時) (レス) id: da77361163 (このIDを非表示/違反報告)
陸玖(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！主人公ちゃんが可愛すぎてめちゃくちゃ応援してしまう自分がいます（笑） 更新頑張ってください！ (2021年8月14日 22時) (レス) id: 512415f6b7 (このIDを非表示/違反報告)
morisawa1(プロフ) - あまねさん» コメントありがとうございます！本当に更新が遅くて申し訳ないです…。でも必ず完結はさせますので宜しくお願いします！ (2021年8月14日 22時) (レス) id: 49ab9ee495 (このIDを非表示/違反報告)
morisawa1(プロフ) - しらたまさん» コメントありがとうございます！推しは黒尾さんです！でも私も結局皆んな大好きです笑アラン君も本当素敵ですよね！応援ありがとうございます！ (2021年8月14日 22時) (レス) id: 49ab9ee495 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花屋 | 作成日時：2021年4月2日 23時
