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「それで何があったの？」
ひとまず落ち着いた私は椿の前で正座をしている
「…えっとですね。黒尾さんに遠回しに好きって言われたっていうかなんていうか」
「えっ嘘まじ？！なんて！何て言われたの？！」
食い気味に聞く椿に私はさっき言われた事を話した
「やだぁ〜てっちゃんったら可愛いじゃ〜ん」
椿はきゃーと言って嬉しそうにぴょんぴょんと飛び跳ねる
なんとも可愛らしい
「それでどうするの？」
「どうするって…気づかなかった程で行…痛っ！」
頬に強烈なビンタを椿からくらい、私は打たれた所を手で押さえた
めっちゃ痛いんだけど
「馬鹿野郎！ちゃんと返事しなさいよ」
「そっそんな事言ったって直接好きって言われてないし、それに勘違いかもしれない！…だからこのまま気づかなかった程で行きたい」
「もうっ！Aは屁理屈ばっかり！」
「だって気まずくなるのはやだ」
「んー分かった…とりあえず今は気づかなかった程でいいけど、もしてっちゃんが本当にAに告白したらちゃんと返事はしなよ」
「分かってるよ」
話し終えた私達は体育館に戻った
「Aちゃん」
「どうしました？あっドリンクですか？ちゃんと作って持ってきましたよ」
戻るなり疲れた顔した木葉さんが私の所に来た
「ドリンクありがとう。んで悪いんだけどちょっと協力してくれねぇか？」
木葉さんの視線の先には何やら落ち込んでる木兎さん
あれは前バレー部にお邪魔した時に見た
「しょぼくれモード？」
「そうなんだよ…さっきの試合スパイク連続でブロックされて負けちまってよ」
「あぁなるほどそれで」
再び木兎さんに視線を移すと赤葦を筆頭に皆んなが慰めていた
「木兎〜あれは仕方ねぇよ」
「そうですよ。木兎さんの視線が分かりやすくて黒尾さんに完璧に読まれてただけですよ」
小見さんはともかく赤葦は励ましてるのかあれ
「んな訳だからAちゃんも木兎慰めてくれ」
確か昨日雀田さんにしょぼくれた時は褒めれば大丈夫とかは言われてたけど
んーとりあえず声かけよう
私は木兎さんに近づき話しかけ様とするとプイっと顔をそらされた
勿論無視された事によって傷ついた私は壁に寄りかかり、木兎さんと同じ様に体育座りをして落ちこんだ
「おいしょぼくれたの増えたぞ赤葦」
「木葉さんが何とかして下さい」
「無理でーす」
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morisawa1(プロフ) - 蒼霞さん» コメントありがとうございます！長い間間更新出来ずにすみません。これからも更新遅めになりますが、しっかりと完結させますので宜しくお願いします！ (2021年8月14日 23時) (
レス) id: 49ab9ee495 (このIDを非表示/違反報告)
蒼霞 - 凄く面白いです！更新頑張ってください！ (2021年5月1日 17時) (レス) id: 72ed056e88 (このIDを非表示/違反報告)
morisawa1(プロフ) - ちむてゃさん» コメントありがとうございます！更新遅めですが頑張ります！ (2021年4月29日 16時) (レス) id: 49ab9ee495 (このIDを非表示/違反報告)
ちむてゃ(プロフ) - 途中のリエーフが可愛すぎて声に出して可愛いって言っちゃいました爆笑更新頑張ってください！ (2021年4月21日 9時) (レス) id: bcd70e8933 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花屋 | 作成日時：2021年3月17日 18時
