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「何でめくったし」
「なんかこうした方がもっと面白くなりそうだと思ったから」
「いや面倒になるだけだからね馬鹿野郎」
椿がめくった事によってさっきまで騒いでた周りのバレー部は静かなる
「えっ…A…ちゃん？」
黒尾さんとふと目が合った瞬間
リエーフ君が私の顔を隠す様に抱きしめた
「皆んな見ちゃ駄目です！A消えないで！」
「A…リエーフに何言ったよ…フフッ」
涙目になってるリエーフ君に椿は笑いを堪えながら聞いてきた
「ぐるじい…」
だがリエーフが力強く私を抱きしめている為答えられない
「リエーフ、分身は嘘だし消えないから離してあげて？」
「え？本当ですか椿さん」
「本当本当」
リエーフ君が力を緩めた途端
今度は黒尾さんが私の腕を掴み引き寄せ抱きしめた
「うおっと…黒尾さん？」
それを見た椿はニヤニヤした後
手をパンパンと叩く
「ほーら皆んな帰るよ〜」
「黒尾さんとAは？」
「ちゃんと説明するから帰るよリエーフ」
「俺にもちゃんと説明しろよ椿」
「分かってるよやっくん。ほら皆んな行くよ」
あっという間に椿が皆んなを連れて帰ってしまった
ってか一緒に帰るんじゃなかったの？
とりあえずこのずっと無言な黒尾さんをどうにかするか
「黒尾さん離してくれますか？」
「はぁ…普通に妬くわ」
「え？何がですか？」
「別にーってかAちゃんが来てるジャージって誰の？リエーフのか？」
黒尾さんはパッと私から離れる
「なんかぶかぶかで萌えるね」
「黒尾さんって本当健全な男子高生ですよね」
「まぁな」
「後ジャージは椿から渡されたんで椿のだと思うんですけど…それにしてはサイズ大きいんですよね」
「襟の所のサイズタグに皆んな名前書いてあるからちょいと見せて」
黒尾さんは失礼っと言ってジャージのタグを見た
「誰のでした？」
「…」
「黒尾さん？」
「俺のだコレ」
「えっ？」
これ黒尾さんのジャージかったく椿は何でこれ渡してきたんだよ
脱ごうとすると黒尾さんに止められた
「着てて」
「でもこれ黒尾さんの」
「今少し寒いし俺別に今着ないから」
「でももう帰るから大丈夫ですよ」
「いや家まで送るから着てなよ」
「じゃあお言葉に甘えて」
こうして黒尾さんに家まで送ってもらう事になった
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morisawa1(プロフ) - 蒼霞さん» コメントありがとうございます！長い間間更新出来ずにすみません。これからも更新遅めになりますが、しっかりと完結させますので宜しくお願いします！ (2021年8月14日 23時) (
レス) id: 49ab9ee495 (このIDを非表示/違反報告)
蒼霞 - 凄く面白いです！更新頑張ってください！ (2021年5月1日 17時) (レス) id: 72ed056e88 (このIDを非表示/違反報告)
morisawa1(プロフ) - ちむてゃさん» コメントありがとうございます！更新遅めですが頑張ります！ (2021年4月29日 16時) (レス) id: 49ab9ee495 (このIDを非表示/違反報告)
ちむてゃ(プロフ) - 途中のリエーフが可愛すぎて声に出して可愛いって言っちゃいました爆笑更新頑張ってください！ (2021年4月21日 9時) (レス) id: bcd70e8933 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花屋 | 作成日時：2021年3月17日 18時
