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さんじゅうさんわ。 ページ3

貴方side

『楽しかったねー!!!』
黄「ですね」

帰りの電車。いろいろあったけど、なんだかんだ楽しかったなぁ。
黄くんの右隣。気づいたことが二つ。

黄くんっていい匂いするなぁ。……あれ?これ前も私言ってたような?

もうひとつは……

横顔、本当にきれい。あ、横顔だけじゃないけどね。


じーーっと見つめていると、黄くんに気づかれたようだ。


やばっ!!

黄「……僕の顔なんかついてましたか?」
『えぇ!?いやいやいやそんなことはないよ!!!ただ…なんか…』

私はだんだん自分でもなにいおうとしたのか忘れてしまった。

『なんでもない』
黄「えぇ?w気になりますよ〜w」

といいながら笑う黄くんを横目で見る。

やっぱりかっこいいな。


______________

黄side

『グー……』
黄「…w寝た…。」

僕の肩にもたれかかって寝る彼女。

なんか可愛いな…。

って、何考えてるんですか、この子は僕の義姉ですよ!?

ダメですよ…。

『んん…るぅ…くん…』
黄「…!しゃべった…」

ちょっと珍しい生き物でも見るかのような目で僕は彼女を見た。
たいして珍しくもないが。

あ、もう駅につく。

僕は彼女を揺らした。

  続く。


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←さんじゅうにわ。(後編)なんか話が重たいね(((((



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作者名:青瀬ゆこ@文才力のない駄作製造機!! | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/1457/  
作成日時:2022年12月15日 16時

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