さんじゅうにわ。(後編)なんか話が重たいね((((( ページ2
貴方side
『へへ、なんかびっくりでさぁ、みーーーんな「えぇぇぇぇぇぇぇ?!?!?!?」みたいな感じだったwみんなパニックで、どうしたらいいのかもわかんない状態でさーw』
やべ、完全にバレてるわ、作り笑顔だって。。。
だって…。さすがに泣けるもんですか。悲しい顔、見せられるもんですか!
と、その時。大きな風が吹いた。
『っ?!』
黄「…あ」
頭にあったものがなくなったような気がした…。
!?
帽子が?!
私は立ち上がり、向日葵畑を探した。風邪は収まったし、その辺に落ちてるでしょう。
『ふぇ〜ん…ないよぉぉぉぉ』
なんてふざけたことを言っていたら。
黄「……あった」
『え?!』
意外と近くにあったことよりも、るぅとくんが探していてくれていたことにびっくりしていた。
るぅとくんは私に帽子をかぶせてくれた。
うわぁ。思いっきり目が合っちゃった…。
黄「…!……ま、まぁ、あんまり無理せず、何かあったら真っ先に僕に言ってくださいね」ニコッ
『…うん』ポロポロ
るぅとくんは優しい笑顔でこちらを見た。
いつのまにか、あんな顔は見せないといったはずなのに、私は泣いていた。
続く
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作者名:青瀬ゆこ@文才力のない駄作製造機!! | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/1457/
作成日時:2022年12月15日 16時