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「及川、皆に伝えておいてくれと言わなかったか…？」
「みぞっ、溝口くん、いやこれはその海よりも深く山よりも高い訳があって…、ねっ、岩ちゃん！」
ねっ、岩ちゃん！じゃねえよ。流石に俺に責任を押し付けるな及川。
『及川…それは流石にないと思うぞ…。俺もそれは聞いてないし』
「ゔっ、あのえっと…ね？……ごめんなさぁぁいっ！」
「…仕方ない。じゃあ次行くぞ、来週体育館の点検が入る事になった。なので来週は部活が木曜と金曜しかないので間違えて来ないように」
隣を見るとすっかりしょげている及川。こいつちゃんと今の話聞いてたか？
そのあと今日の練習メニューが出されそれをこなし、
部活終了時間を迎えた。
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『お前さ、今日監督が言ってた事聞いてた？』
帰り道コンビニで買った肉まんを頬張りながら及川に聞く。
「な、え何それ？！及川さんそんなの聞いてない！」
『……はあ。来週、体育館の点検入るから木曜と金曜以外は部活ねぇから間違えて来るなよ』
やっぱり、と思いながら監督が言っていた事を伝える。
「ありがと岩ちゃん！多分俺いま岩ちゃんが教えてくれなかったら間違って体育館行って恥晒してたよ〜」
『じゃあ言わない方が良かったな』
「何それ！及川さんに恥を晒せと？！」
『お前はもうちょっと恥じらいを持て』
慌てる及川を見て此奴は性格変わんねえな、と思う。
及川に好きになってもらいたい気持ちの半分、このまま友達としてもっとふざけあいたい気持ちもある。
どちらにせよ、これからも及川の笑顔を一番近くで見ていたいと思う。
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赤いツツジの花言葉
恋の喜び
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れいな - 私腐女子なのでこの作品読んだんですけど、めっちゃ面白かったです！ (2022年7月16日 21時) (
レス) @page15 id: be0b1c96e8 (このIDを非表示/違反報告)
しほかもしれない（？） - え、なに？ 始まりかたすき(((は？ (2020年8月23日 17時) (レス) id: 7b6bdaef7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kosame | 作成日時：2020年5月28日 21時
