Red tulip ページ13
『……ここ、何処だ』
目に映る白い天井。
起き上がるとまだ少し頭がズキズキと痛む。
周りを見渡すとここは青城の保健室だという事が分かってとりあえず知っている場所という所に安心する。
何となく腕に重みを感じ、視線を腕に移すと俺の腕に及川が突っ伏して寝ていた。
『な、っ…』
とりあえず状況がよく理解できないので説明してもらう為に及川の肩を揺さぶるものの全く起きない。
なにもする事がなくて及川の頬を人差し指でつつく。
何回かしているとん、…という声で及川が目を覚ました。
及「！岩ちゃん？！起きたの！」
ガバッと身を起こして俺のおでこや首筋などを触って熱がないことを確かめる及川。
及「先生！俺、先生呼んでくる！ちょっと待ってて、岩、ちゃ」
保健室から出ようとする及川のジャージの袖を軽く掴んでいた。
『及、川。あのさ、言いたい事が1個あるから、言ってもいいか』
及「な、何！あ、なんかとろうか？！」
『…そうじゃなくて、俺、及川の事が友達として、とかじゃなくて、好きな奴として、好きだ。
って言われても困るよ「困るわけないじゃん！その、俺も岩ちゃんの事が、幼馴染みとかの好き、ではなく好きな人として、好き、だから」
これからどうなるかわからないのでせめて気持ちだけでもと思って伝えると及川も今の今まで俺の事が好きで
俺の初恋は実ったらしい。
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赤いチューリップの花言葉
愛の告白
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れいな - 私腐女子なのでこの作品読んだんですけど、めっちゃ面白かったです！ (2022年7月16日 21時) (
レス) @page15 id: be0b1c96e8 (このIDを非表示/違反報告)
しほかもしれない（？） - え、なに？ 始まりかたすき(((は？ (2020年8月23日 17時) (レス) id: 7b6bdaef7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kosame | 作成日時：2020年5月28日 21時
