・ ページ12
及「…それは友達として？それとも、「好きな人としてに決まっ、てんじゃん。気付けよ、馬鹿…」
宇波の声はもう泣き声で、聞いた途端に多分 は俺の事が好きで、俺も少しの間宇波の事が好きだったんだ、ってわかった。
暫くお互いになにも言わずただ黙っていて、そろそろ切ろう、と声をかけようとすると宇波から先に声をかけられた。
宇「及川、もう、結果はわかってるけど伝えさせて、」
及「…うん」
宇「及川と、席が近くなって、話していくうちにどうしても、友達以上に、なりたい、って思いました。好き、でした」
ぐす、と鼻をすする宇波は少し自嘲気味に
宇「ほら、早く断ってよ。吹っ切れて新しい恋、探せないじゃん…」
及「…俺は、岩ちゃんが友達としても好きだけど、好きな人として、好き。だから、宇波とは付き合えない。ごめん」
宇「っ、…、知ってた。ずっと前からそうなんだろうな、って思ってたから。…これからもいい友達でいてね。よろ、しく」
その言葉の後すぐに電話を切られて俺も通話終了ボタンを押した。
_____________________
ハナミズキの花言葉
私の思いを受けて下さい
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れいな - 私腐女子なのでこの作品読んだんですけど、めっちゃ面白かったです！ (2022年7月16日 21時) (
レス) @page15 id: be0b1c96e8 (このIDを非表示/違反報告)
しほかもしれない（？） - え、なに？ 始まりかたすき(((は？ (2020年8月23日 17時) (レス) id: 7b6bdaef7f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：kosame | 作成日時：2020年5月28日 21時
