余談：結婚式 2 ページ38
こちらを向いた杏寿郎は私の両肩をがっしりと掴み真剣な顔で叫ぶ。
「ならばもう一度俺に向かって言ってくれA！君は一生。いや、永遠に俺の側から離れないと命をかけて誓うか！！」
「ちっ誓う誓う！！」
「oh..」
だから早く前を向いてくれ！！！
命をかける等と、とんでもなく重い誓いをする私達のやりとりに下を向き眉間の皺を揉む牧師。
「誓うは一回！！！！」
「誓う！！！！」
「oh..」
私達のやりとりに次は上を向き額に手を当てる牧師。
可能ならば私もしたいくらいだ。
そんな周りなど関係ないとでも言うように幸せそうな笑顔になる杏寿郎。
「ありがとうA！！愛してる！！」
「もう・・私も愛してるよ杏寿郎」
「oh...」
次は頬を染める牧師。
混乱していた周りからも何故か拍手が贈られた。
どうにか収拾をつけ、教会を出る為杏寿郎とバージンロードを歩いている途中前を向いたままの杏寿郎が私にしか聞こえない声で囁く。
「これからも、永遠に君を大切にすると誓う。どんな事があっても、2人で幸せな人生を生きよう」
「・・泣くよバカ」
教会でこんなに重い誓いをする人が杏寿郎以外にいるだろうか。
あぁ・・幸せだ。
そう思った私も前を向きながら杏寿郎にしか聞こえない声で囁いた。
「杏寿郎と一緒ならどんな事があっても楽しくて、幸せだよ。色んな事を一緒に乗り越えていこうね」
ちょうど言い終えたタイミングで教会を出て後ろを向き皆に向かって頭を下げる。
私の言葉に早く返事がしたいのか杏寿郎は体を震わせながら頭を下げている。
絶対返事したがってる・・。
あと少しなんだ、耐えてくれ杏寿郎。
大人しくしてくれ！頼む！！
そう願う私の心の声も虚しく杏寿郎は勢いよく頭を上げた。
「当たり前だ！！！！」
「は！？ちょっとー！！！！」
杏寿郎はいきなり大声で返事をした後扉が閉まる前に私を抱き抱えてキスをした。
扉が閉まる前から閉まった後も教会の中では様々な悲鳴が上がっていた。
その後祝福の鐘の綺麗な音が外に響いた。
それと共に杏寿郎の大声も聞こえていたそうだ。
〜ちなみに〜
余興はキメツ学園の先生と一部生徒総出のダンスだったのだが、この話しはまたいつか。
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つくね(プロフ) - もにょさん» もにょ様！コメントありがとうございます(*´◒`*)ふんわりヤンデレハッピーエンドが書きたくて書いてみました！最高までいただきありがとうございます！(；ω；)もう少しお話し追加する予定なのでそちらも見ていただけますと幸いです！♡ (8月11日 0時) (
レス) id: 4b2e6a923f (このIDを非表示/違反報告)
もにょ - 初めまして！最高過ぎていっきに読んでしまいました！ヤンデレって苦手な筈だったのですが、めちゃくちゃトキメキました（笑）新たな扉を開いてくださりありがとうございます。始めから終わりまで全話最高でした！ (5月5日 20時) (レス) @page36 id: c62f6d1e54 (このIDを非表示/違反報告)
つくね(プロフ) - さやさん» さやちゃん！コメントしてくれてありがとう！！元気でたぁ！！(´；Д；`)さやちゃんの望むシチュエーションじゃなかったかもだけどさやちゃんが喜んでくれたら嬉しい！！♡メッセもありがとう！！大切に返信するね！！♡︎( ´ ` ) (2022年4月23日 14時) (レス) id: 7d975f8565 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - つくねちゃん！！「こら」ありがとぉぉ♡♡執着度といい、心配してくれるとこといい、最高でした(* ´ ﹃｀*)書ききれない想いをメッセします！！ (2022年4月22日 20時) (レス) @page39 id: 7025e10926 (このIDを非表示/違反報告)
つくね(プロフ) - さやさん» さやちゃん！こちらこそ完結まで読んでくれて本当にありがとう！！(；ω；)さやちゃんに煉獄姓を捧げられて良かった！！♡笑また他の作品も幸せな物に出来るように頑張るから見てくれると嬉しい！！(*´□︎`*)本当にありがとう！！ (2022年2月5日 22時) (レス) id: 594e08a22f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つくね | 作成日時：2021年9月30日 22時
