「幼馴染のお兄ちゃん」 ページ8
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森本「家どこらへん？」
「〇〇スーパーの角あたり」
森本「えっ、俺ん家もだよ！運命じゃない！？」
「うーん違うと思う」
がくんと肩を落とす森本をさらりと無視してスタスタ歩く。
待ってよ、て森本が走って追いかけてきた。
帰り道。
一緒に帰ろ、と言われて頷いた私に嬉しそうに笑う森本。
隣に森本…というか、並んで帰ると言うのが久しぶりすぎて緊張する。
なんで私なんかに構うわけ。
と思っていても、仲良くしてもらってる側だから言えない。
不機嫌を隠して、森本と同じスピードで並んで歩く。
無言で歩いているだけなのに、なんで森本はあんなに嬉しそうなわけ。
下を向いて歩いていると、〇〇スーパーとデカデカと書かれた看板を見つけた。
ああ、やっと家に着く。やっとこの緊張感から解放される。
そう思って、そこの角を曲がった。
もうすぐそこに私の家が見えている。
と、その時私の隣の家のドアが開いた。
…もしかして！
その人物に心当たりがって、ダッシュで私の家付近まで走る。
森本「え、Aちゃん！？」
森本の慌てた声が聞こえた。
深澤「A〜」
「ふっかぁーーーーーーー！！」
持ち前の顔のでかさと優しい笑顔で手をゆるゆる降っているのは私の幼馴染の深澤辰哉。
年は一個上。おなじ高校だけど、今日はズル休みしたらしい。
深澤「んー、A会いたかったぁ！入学祝いの準備できたよ、中はいっ……誰？」
私の顔を見るなり抱きついてきて年上とは思えない甘えを見せるふっか。
その後、森本を見つけると厳しい視線に変わった。
森本「えっ…と？」
戸惑う森本に、私は薄く笑ってふっかを指差す。
「ああ、ごめんね。幼馴染の深澤辰哉。一個上だよ。」
深澤「深澤です。で、君は？」
「こちらは同じクラスの森本慎太郎。痴漢を退治してくれたの」
森本「どうも…」
２人がぎこちなく会釈する。
見てるこっちまで、緊張してくるんですけど……？
てか、ふっかの視線が結婚反対してるお父さんみたいで…誰目線なんだよ！
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「居ても立っても居られない！」→←「クラス会行かないと命の危機」
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末 - めっっっっっっっ(永遠に続く)ちゃおもろいです！！次の更新楽しみにしてます！ (2020年11月12日 14時) (
レス) id: 8851b2aad5 (このIDを非表示/違反報告)
みりぽん - 更新しないんですか？(泣)お願いします！とっても面白いです！更新してください！！！ (2020年6月23日 21時) (レス) id: 5ba7fc14d4 (このIDを非表示/違反報告)
ﾅﾐｦの家のあろさうるす - 更新おねがいしまぁぁぁす！楽しみにしてます！ (2020年3月19日 18時) (レス) id: 2e27670cb5 (このIDを非表示/違反報告)
つくも(プロフ) - うぼぉぉぉぉぉは草 (2020年1月6日 13時) (レス) id: 719958ae53 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむりんこむ - 澪さん» この子になりたいよね(あれ私作者) (2019年11月5日 18時) (レス) id: 77570be88d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽむりんこむ | 作成日時：2019年9月19日 20時
