狐「俺のプリンが消えちまったんだ！！」 ページ2
ある日：朝
ーー
私、雪野
家のドアを勢いよく開けると、リビングに飛び込むくらいに突っ込んでいく。
ソファーにボスンと座ると、改めてあたりをみた。
すると、長男の
私はソファーから身をあげて部屋に向かおうとした。
とてつもなく嫌な予感がしたからだ。
だが、その前に狐月が口をひらいた。
「俺のプリンが消えた。」
ほらやっぱり〜〜〜〜〜知ってました！！
予感的中だった。
なぜこうにも嫌な予感というものは当たってしまうものなのか。
若干ふてくされながらも自分の席に座る。
タオルを妹である
「だいじょうぶ？」
ありがとう萌ヶ香。
「大丈夫。」
「亜利咲、食べてないか…？」
「アンタ今さっき私がダッシュで帰って来たところ見たってのにそれを言う？」
ていうかたとえ食べたとしても犯人が、はい食べました。
って言うか？
推理するつもりあるのかこの兄。
「嘘だろ…！怒らないから正直に言ってくれ！！」
正直もなにも…いつ、どこで、何がどのようなことになったのか、が欠けてる。
主語どこ言ったんだ。
「だ〜か〜ら！！食べてないって！！」
プリン別に好きなわけじゃないし…
「とりあえず事情を説明して。」
推理すべく兄から何があったか聞くことにした…
だがしかし。
兄の頭脳は下の下。
大学もスポーツの推薦で選ばれ、
勉強内容はすぐに忘れてしまい、家族全員が頭を悩ませる問題児。
果たして語彙力があるのだろうか。
いや、ない。
実際、プリンを食べるのが楽しみだったと伝えるだけに7〜8分かかっている。
ーー40分後ーー
まとめると
・帰って来たらプリンがなかった
である。
たった一文伝えるだけでどんだけ時間かかってんだよ。
「なんでプリンがなかったことを伝えるだ・け・で！学校がどうだとか、モテたいだとかの話が出て来るわけ！？」
「だって伝えたかったんだ！！」
「話が長いとモテないよ。」
「そうなのか！？」
だんだんアホらしくなって来た。
兄にこんなことを言うのはどうかと思うけど、マジで尊敬出来ないしモテない。
ほんとバ……カ？
あれ？
顔を見ると、何かついている。
「っ、！」
証拠が見つかり、犯人が分かった。
そっとソファーを立ち、犯人を指差す。
「犯人は………お前だ！」
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咲く来(プロフ) - 亜代@すいでいさん» ありがとう！まさかこんなに順位つくとは……。これからも色々事件があるし、人も増えるから、推しを作ってみてね！(( (2022年12月11日 14時) (
レス) id: 3551393376 (このIDを非表示/違反報告)
亜代@すいでい(プロフ) - さくちゃ〜ん！過去最高149位おめでとう！✨プリン事件好こです…() (2022年12月11日 13時) (レス) id: c09f90de02 (このIDを非表示/違反報告)
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