検索窓
今日:13 hit、昨日:15 hit、合計:206,073 hit

幸せな時間 2. ページ10

シャワーを浴びて タオルで頭をガシガシ拭きながら


リビングのドアを そっと開ける。





さっきまで ベッドで丸まってたAが


おんなじ形で ソファに転がってる。





オレが起こしちゃったかな?





カズ「A〜… 」





そっと近付いて 小さな声でAの名前を呼びながら


ほっぺをツンツンしてみる。





ちょっとだけ笑ってるみたいな口元が


オレを誘ってるみたいでさ?





カズ「A〜… 仕事行けねーくらい 襲っちゃうよ〜…?」





可愛い唇を 人差し指でツンツンとつつきながら


さっきよりちょっとだけ 大きな声で 言ってみた。





カズ「…本当に寝てんのかな?」





全然反応のないAに そ〜っと手を伸ばしながら





カズ「A〜… 目 開けんぞ?」





また 小さく小さく言ったら


ガバッと起き上がったAが





A「ダメッ!それ私の特権だからっ!」





あはは。と笑いながら言う。





カズ「お前 起きてんなら さっさと目開けろやっ!

…早く起きてるAに会いたかったんだって…」





Aをそっと抱き寄せたら





カズ「ほら 支度して来いよ。

コーヒー飲んで 店までドライブしようぜ?」





そう言ったオレに めちゃめちゃ嬉しそうな顔をしたAが


「うんっ!」って弾むように返事をして


パタパタと支度をしに向かった。





Aの生活する音


Aの甘い匂いに コーヒーの匂い


楽しそうに仕事の話しをする助手席のA。





やっぱさ?


養ってもらうよりは オレがちゃんとAを守りたい。





さぁ 次のプロポーズはいつにしましょうかね。


次こそ さっきみたいに「うんっ!」って弾むように返事をしてちょうだいよね


オレの可愛いAさん?





fin.

見ちゃった。1. @マー→←幸せな時間 1. @彩色世界



目次へ作品を作る
他の作品を探す

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
403人がお気に入り
設定タグ: , 大野智 , 二宮和也
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:もり*えこる | 作成日時:2015年11月23日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。