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「このくらいへっちゃらだよ……でもよくここがわかったね……」
蘭と一緒にコナンくんを探していたこと、犬(ジャンボという名前らしい)を見つけて後を追ってきたことを簡単に伝える。おじさんたちもその後すぐやってきて一件落着。
おじさんは事件解決できて高笑いしている。よかった。よかった。
女の子が「ありがとう。探偵さん」とコナンくんに向かって言ってた。コナンくんはおじさんに向かって言ったんだよって言ってたけど……
その帰り道、コナンくんを預かることを相談すると円満に事件解決して満足したのか二つ返事でOKする。
ふふふ。よかったね。コナンくん。これからよろしくね。
毛利探偵事務所に夜遅く到着した。なんて一日なんだろう……。朝からバタバタしてて疲れた……
「疲れたね。お風呂沸いたらA、コナンくんとお風呂入っちゃって」
「りょーかい。お先にいただきまーす」
ビシッと敬礼して返事をするが、コナンくんは、え?とか、は?とか顔真っ赤にあたふたしてる。かわいい。
「コナンくん!おねえさんと同居するもの同士で、はだかの付き合いしよ」
「ぼ、ぼく1人で入れ……」
「いいから、いいから。ケガしてるでしょ?おねえさんがちゃんと体洗ってあげる!そ・れ・と・も蘭おねえちゃんがいいのかな〜?ん〜??」
「い、いやどっちも……」
「もう!文句言わないの!いいからさっさと来る!!」
コナンくんは最後まで恥ずかしがっていたけど、問答無用でお風呂場へ。
その後はキズの手当てとか鼻血を垂らしたコナンくんの介抱とかで大変だったけどね…………
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作者名:久春 | 作成日時:2023年11月23日 12時