地上最強 10 ページ12
〜Side A〜
「上がったぜィ。」
襖を閉めながら言った総悟に対し、私は布団を敷いて正座をする。
別にソッチをするわけではないけど。
正直な話、前はああ言ったけど、今はそんな事どうでもいい。
総悟の好きな時にしてほしい。
一応準備ならできている。
「あの、総悟。」
「あ？」
「これから、よろしくお願いします。」
座りながら一礼。
礼儀作法はヅラから教えてもらった。
だから、小さい頃からやってたし、それは今でも体に染みついている。
「俺こそ、よろしくお願いしまさァ。」
「私、迷惑かけるよ。」
「お互い様でィ。」
「大好き。」
そう言うと、頬に触れるだけのキスをした。
「バカか、こっちは我慢してんだぞ。簡単にやるんじゃねェ。」
いいじゃん、これくらい。
それだけじゃ興奮も何もしないでしょ((
「良いよ。」
「は、お前何言って・・・・。」
「前はああ言ったけど良いよ。抱いても、良いよ。」
自分で言ったのにとっても恥ずかしい。
カアアア、って顔が赤くなるのも分かる。
私から目をそらして流総悟も、耳が真っ赤なのが分かる。
「本当に良いのかよ。」
肩を掴んで言われた。
しつこいよ←
「良いって言ってるでしょ？」
「後悔しねェか？」
私が決めた相手だから、後悔なんかしない。
今も、これからもずっと。
「するわけないじゃん。」
その言葉を待たずして、布団にゆっくりと押し倒された。
どことなく不安を孕んだ目で私を見る。
「本当に良いのかィ？」
「うん。」
寝巻きの帯がゆっくりと解かれる。
胸元まで上を開けられた。
風がスースーしてる。
なんか気持ちいい。
涼しい。
太ももをなぞられ、びくりと震える。
「あっ、」
しまった。
明日の朝ごはんの準備してない。
そういえば、やったから大丈夫。
最低限、お出汁の準備をしたから。
ご飯は早炊きにすればいいし。
いつの間にか、全てを取られていた。
下のものも、上のものも。
それは総悟も同様に、上を脱いでいた。
「嫌だったら殴ってでも逃げろ。」
元よりそのつもりだよ。
そのままあんたに体を委ねるから。
夜は長いんだなぁ。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
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ラッキーナンバー
8
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西 - この方角に福があるはずです
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柊ミツバ(プロフ) - 黒狐さん» 閲覧ありがとうございます！テスト明けに更新しますよー！ (2018年6月25日 23時) (
レス) id: dc80ccd4d2 (このIDを非表示/違反報告)
黒狐 - めっちゃ面白いです！更新、頑張ってください！ (2018年6月25日 17時) (レス) id: ceb7e35640 (このIDを非表示/違反報告)
柊ミツバ(プロフ) - sakuraayaneさん» 面白いなんて・・・ありがとうございます！！これからもよろしくお願いいたします！ (2018年6月4日 23時) (レス) id: dc80ccd4d2 (このIDを非表示/違反報告)
sakuraayane(プロフ) - いつも面白いお話をありがとうございます！早く次話を見たいです！いつもご苦労様です！ (2018年6月4日 18時) (レス) id: 101c82a739 (このIDを非表示/違反報告)
柊ミツバ(プロフ) - みさっとさん» 閲覧ありがとうございます！リクエストがあれば何なりと！ (2018年5月2日 23時) (レス) id: dc80ccd4d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊ミツバ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mitsuba0708/
作成日時：2018年4月16日 20時
