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こんこん5 ページ5

いつもだったら絶対ボールは綺麗に上に上がっていただろう。

しかしボールは上には上がらず、あたしの横を転がっている。




「ッーーーんぐあああぁぁああ、やばナニコレおっっも、、、!!!!!腕もげっかと思っとぅぁああ、、!!!」



両腕を抑えながらあたしは床に四つん這いのように倒れこんだ。


何これやだこれ半端ねえ全国!!!!あたしリベロやってたから強いレシーブだろうと割と自信あったけど、これヤバイこれヤバイ。




一体どんな身体をしてればこんなサーブが打てるんだ!!ゴリラか!打った人はもしかしてゴリラみたいな女の人なのか?!!なんならゴリラじゃなくてゴジラか???!!!




ぜひとも顔を見てみたいと思い、顔を上げようとすると、


「大丈夫かああ!!?!!ほんますまん!!!腕平気か?!うわッ!!もう痣になってるやんけ!!折れてるんちゃうか!!??なんで急に入ってくるん!!!危ないやろ!!女がレシーブすんなや!!!!」



金髪のイケメンが全力疾走であたしの元にやってきて一気に怒鳴りちらしてきた。


「えっ、男?!!!」

「何言うてんや!!俺が女に見えるんか?!!」

「いや男にしか見えないから驚いてる」


ゴリラのようなムキムキマッチョの女の人かと思いきや、あのサーブを打ったのはこの金髪の男らしい。



「とりあえずあんた、その腕すぐ冷やした方がええで」

「北さん!!!そっすね!あんた立てるか?!こっち来!」



あたしは金髪くんに強引に立たされ壁側に置いてあったパイプ椅子に強制的に座らされた。

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(プロフ) - すっごい面白いです!!! (2019年9月14日 20時) (レス) id: 4b688eaeb2 (このIDを非表示/違反報告)
桜空 - え、ちょー面白いですけど!?あなたは神ですか!?最高です!更新頑張ってください!!! (2019年3月15日 0時) (レス) id: fcb91909ae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もらん | 作成日時:2019年3月14日 23時

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