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そもそも侑くんとは、友達なわけでも、ましてや話したことがあるわけでもない。
きっと彼はあたしのことなんて名前も顔も知らないだろう。知ってたとしても、きっとギャラリーで騒いでる女のうちの一人くらいとしか認識されていないと思う。
でも、それで構わない。
だって、あたしはただの傍観者。
侑くんは将来、世界の舞台に立つ男。
こんなにも住む世界がこんなにも違うんだから。
だから、
「(絶対に好きになったりなんかしない)」
傷つくのが目に見えてるから。
「___ッ、」
身体に何か違和感を感じ、胸を抑える。
それを見て由梨が「どないした？」と心配してくる。
「いや…なんか胸が痛い？というより胃がムカムカするような…なんやろ、変な感じや」
いきなりなんだろうか。
ストレスや緊張で胃がキリキリすることはあるが、今回はそういう感じではない。もっとこう、ムカムカして、このままいったら気持ち悪くなりそうな不快感だ。
「それが何か教えたろか？」
「え、由梨知ってるん？」
「" 恋わずらい "って言うんやで」
「そんなんちゃうわ！！！！！」
「ハハッ、Aはほんまからかい甲斐があんな〜」
「怒るで由梨」
「すまんすまん、で、そんな痛いん？あれやったら胃薬あげよか？」
「ん〜したら一応もらいたい…」
由梨は「はいよ〜」といいながら鞄からポーチを取り出し始める。
胃薬持ってるってすごいな。頭痛薬とかならわかるけど胃薬持ってる人なかなかおらんよ。
にしてもいきなりなんなんだろうか。変なもんは食べてないと思うけども。
「はい、一回3錠な。飲みもんはあるんか？」
「ありがと。あ、さっき飲みきってもうたわ。ちょっと買ってくる」
「ん、いってらっしゃい」
「あーい」
あたしは由梨からもらった胃薬を握りしめ、もう片方の手でリュックから財布を取り出し、体育館の外にある自販機へと向かった。
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ドク(プロフ) - 続きisどこですかぁぁぁ！！！！ (2022年7月19日 12時) (
レス) @page18 id: f0778d3186 (このIDを非表示/違反報告)
あーはぁん（（ - はぁぁぁやく続きが見たいいい楽しみに待ってますすす (2020年8月22日 10時) (レス) id: df9cd1fbf6 (このIDを非表示/違反報告)
あやや(プロフ) - これ程までに「終わり」と言う文字で叫んだ事はあるだろうか…好きですああああああああぁぁぁ (2020年5月2日 16時) (レス) id: 67bca5a533 (このIDを非表示/違反報告)
唯@菜の花(プロフ) - もらんさんの作品大好きでいつも見させて頂いてます！花吐き病っていう設定も好きです！自分のペースで無理せず更新頑張って下さいね〜(ﾟ∀ﾟ*) (2019年10月16日 16時) (レス) id: d2ed3e800b (このIDを非表示/違反報告)
しろくま - いえいえです！更新頑張ってください！ (2019年10月14日 20時) (レス) id: b13051df0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もらん | 作成日時：2019年10月11日 17時
