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「お前声おっきい！！！あと振られたわけやない！！」
「お前のが声おっきいわ」
「やかまし！俺はスルーされたって言ったん！！」
「え、でもそれってつまり振られて、「ない！」
待って待って？？？？
え？？？？は？？？？WHAT？？？？？
急いで口を拭う。誰にも噴射したとこ見られてないよな。辺りを確認するがだれもいない、よし。
声の聞こえた方へと耳をすます。
この声は間違いなく侑と治くんだ。どうやら二人の声は自販機横の体育館窓から外へ声が漏れているようだ。
きっと昼休みにバレーでもしてたんだろう。うわあなんてタイミングだ。
てか告ったなんてあたし聞いてへんけど？？
あたしと口きいてなかった間にいつのまにそんな展開に？は？わけわからん！
「ただの冗談って思われたみたいで普通にスルーされただけや、」
「どうせチキって遠回しなこと言ったんやろ。そりゃツムが悪いわ」
「ハアアン？！！伝わらんあいつが悪いやろ？！！俺悪ない！！！」
「うるさ。せやから最近そんなイライラしとったんか。ウザいからさっさともっかい告ってこい。んでちゃんと振られてこい」
「お前なんてこと抜かすんやこのボケナス！！！」
「イッダ！！！何すんじゃ！俺がナスならお前はチキンやろが！！！！この根性なし！！！！」
「なんやてゴラァァアア！！！！」
「ああ！お前らなんでまた喧嘩してるんや！！おい誰か北よんでこい！！」
・・・
窓からは外にまで二人の怒鳴り声とドタバタと凄まじい音が鳴り響く。あまりにも衝撃的すぎていちごオレを持ったまま固まってしまった。
そうか…侑、告白したのか…
万が一にも好きな人があたしだったら、と淡い期待をしていたが、どうやら本当にあたしではない誰かだったようだ。
にしても、気づいてもらえなかったなんて…。
きっと勇気だして頑張っただろうに、ショックだろうな…
なんせあんなにべた惚れしてたくらいだし
だが、今のあたしでは侑に何か声をかけてもきっと無視されてしまうだろうし、何かあたしにできることは……
「あ、そうや」
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Mutk(プロフ) - 語彙力皆無でもう何も伝えられないのですが、この作品に出会えて良かったです。宮侑がこんな恋愛をしていたら、って考えるととっても幸せになれました。ほんとに、ありがとうございます。 (2021年8月12日 9時) (
レス) id: 55e19ab55c (このIDを非表示/違反報告)
夜狐 - バカからのリクエストなんですが、夢主ちゃんとあつむの将来とか書いてほしいです！ここからのリクエストって良いんですかね、、、 (2020年6月9日 15時) (レス) id: 5c5bcab0c3 (このIDを非表示/違反報告)
ドク(プロフ) - なんでひとり一票しか入れられないんだろ…星連打したい…！！この作品を作ってくれてありがとうございます！！ (2020年2月22日 14時) (レス) id: f0778d3186 (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめらー - 完結おめでとうございます！侑とのイチャイチャ楽しみに待ってます！更新頑張ってください (2019年10月18日 21時) (レス) id: de3c7d3997 (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめらー - 間違えましたスイマセン (2019年10月18日 21時) (レス) id: de3c7d3997 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もらん | 作成日時：2019年9月16日 16時
