No.6 ページ8
着替えてきたのか、幼稚園の制服で無く普通の私服である。
そして先程も言ったように涙目の状態でいた
一体何があったのか分からず戸惑っていると陣平が俺の前まで歩いて来た
「どうしたの？じんぺーくん？なにかあったの？」
先程のことで少し気まずいが、このままではラチがあかない
そう思い尋ねてみようと…
ポロポロッ
えっ？！？！
目の前の幼馴染が今まで見たことないくらいの涙を流していた
「おれ‥さっきAにひどいこと…いっちゃった…
ももかのほうが…かわいいって、Aもかわいいのに………だから…Aをきずつけて…
ごめんなさい…ごめんなさい…！！」
そう言い終わるとまた泣きじゃくり目を擦っている
ぎゅっ！
そうしている彼に庇護欲が出てきて、つい抱きしめてしまう
「じんぺーくん、もういいよ じんぺーくんべつにほんとのこといってるだけだし、
それにこんなにひっしにあやまってくれたんだからもういいよ」
泣き止ませるためには笑顔が一番だろうと思い、精一杯の笑顔を見せる。
実際、先程のことは本当に嬉しかった。
本当に些細なことなのに…と申し訳なくなる反面、かわいいと言われたことに対する喜びが大きかった。前世男であるはずなのにかわいいで喜ぶのはおかしいのかもしれない。けどとても嬉しかった。
なので自然と笑顔を見せることができたと思う。
腕の中で泣いていた陣平が泣き止み俺の方を見つめた。
そして頭を撫できた。
先程のことは嘘のように優しく優しく撫でてくれた。
「おれ‥ももかにあやまってくる…」
「えっなんで…？」
なぜ桃香ちゃんに謝る必要があるのだろう。
酷いことでもしたのだろうか…
「おれAをお嫁さんにする…！！」
だからももかにはあやまってくると宣言した彼はどこか勇ましく感じる。喜ばしい筈なのに爆弾発言のせいで台無しである。
「いやそれは…「いいじゃない！！陣平くんかっこいいわ！！」…お母さん」
俺が言おうとする声に重ねてきた母は何を隠そう超がつくほどメルヘンチックな脳みその持ち主である。
未だに運命やらを信じている。(ちなみに父はその運命の相手だったそうで、かなりラブラブである)
「陣平くん今もかっこいいけど将来は絶対イケメンさんになるし、いい子よ〜Aちゃんよかったわね！将来のお婿さんゲットよ！！」
そういうと、シフォンケーキとジュースを出しどこかに電話をかけている。
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名無しのNANAさん - まさかのく○んww (2019年3月22日 14時) (
レス) id: 573d8a709e (このIDを非表示/違反報告)
仁科一家(プロフ) - 薊花さん» はじめまして、ありがとうございます！そう言っていただけると本当に嬉しいです！ (2018年11月25日 10時) (レス) id: b5de1ff55e (このIDを非表示/違反報告)
薊花 - pixivでこの作品を見ました！ログイン出来ないので、コメントはこちらになってしまいますが、これからも頑張ってください！この作品が僕は好きです！これからもpixivで拝見させていただきます！更新楽しみに待ってます！ (2018年11月10日 0時) (レス) id: 41c9a6a89d (このIDを非表示/違反報告)
仁科一家(プロフ) - アオさん» 勝手な行動申し訳ありませんでした。そう言っていただけると嬉しいです。 (2018年8月23日 17時) (レス) id: b5de1ff55e (このIDを非表示/違反報告)
アオ - pixivでこの作品を見かけたのはそういう理由だったのですね。ログインはできないので、コメントは出来なくなりますが、これからもpixivで読ませていただきます。 (2018年8月23日 14時) (レス) id: 9f57f7d7c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仁科一家 | 作成日時：2018年7月31日 10時
