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re「着いた…!!」

そう言ってレウさんは止まる。

そこには、水の流れた川があった。

rd「お前…。大丈夫なの?川とか。」

そう言って、レウさんを心配している。

re「ん?あー…大丈夫。」

そう言って、頷いているレウさん。

らだくんが心配したのにはちゃんとした理由があるからね。

もしかしたら「接触」の恐れがある。

最悪の場合死んでしまうかもしれないとんでもないやつだ。

そう思って、私も心配になる。

re「いや、よく考えてみろ?俺、いつも手洗いとかで水に当たってたけど大丈夫だっただろ?」

そう言うレウさん。

『あー、確かに。』

思ったからそう言う。

re「そうでしょ?なんで大丈夫だったかって言うと、能力を切ってたからなんだよね。」

と、急にとんでも発言をカマすレウさん。

でもみんなは、そこまで驚いてもないみたい。

逆に、「へー」とでも言いたげな顔をしている。

と言うことは、みんなもできて、酷使しているってことだ。

私はなんにも知らなかったし、能力を切るとか出来るんですか!?と驚きを隠せないけど。

rd「いや、何を当たり前のことを…。」

そう言って、頭を抱えている。

え、私知らなかったんだけど!?

cn「…てか、レウさんって能力切れたんだ…。」

そう言って、レウさんの方を見ている。

コンちゃん、それは煽りと受け取るべきなのかな?

re「流石に切れるよ…。暴走しやすいからと言って、能力が切れないわけじゃないから…。」

そう言って、少し顔を曇らせた。

rd「レウ…お前、まだ根に持ってんのか…?何回も言うけど、俺は気にしてないから…。むしろ俺が受けるべき報いだったから…。」

re「でも…殺した事実に変わりはないよ…。」

rd「それだったら俺も同じこと言えるだろ…。」

「それにしてもお前は幸せだな…。」

そう言って、川の中に入っていく。

re「え…。」

rd「だって、お前はこんなに謝れるのに、俺には謝るチャンスがないんだもん。」

「謝れるだけ幸せだよ。」

そう言って、笑っている。

苦し紛れの…そんな感じの笑顔。

でも、言ってることは納得出来る。

re「…ほんとに…ごめん…。」

そう言って、レウさんは静かに泣き出した。

そのレウさんを見たらだくんは、素早く駆け付けて、

rd「レウ、今能力切ってるか?」

と言って、手を握っている。

re「うん…。」

それに対して肯定の意を示すレウさん。

それを聞いてすぐに川の方にレウさんを引っ張って行った。

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リア充暗殺隊隊長のミドロ - らだーお…月が綺麗ですねで耳真っ赤とか初心だねぇ…そうだね、昔は男の子も女の子も大差なかったのに歳を重ねていくと心身ともに成長してって青春になるんだなぁ…(?)更新頑張ってくだせぇ…_(:3」∠)_ (3月25日 1時) (レス) id: c6ae5f89f4 (このIDを非表示/違反報告)
楓生(プロフ) - 楓生さんFC会長のミドロさん» ほんとにありがとうございます!!更新頑張ります!! (1月27日 8時) (レス) id: 17fdfdd6c0 (このIDを非表示/違反報告)
楓生(プロフ) - 楓生さんFC会長のミドロさん» めちゃくそお久しぶりです!!最近少しモチベ落ちてましたがやる気出てきました!!めっちゃ書いて更新したるでぇ!! (1月27日 8時) (レス) id: 17fdfdd6c0 (このIDを非表示/違反報告)
楓生さんFC会長のミドロ - 更新頑張ってください…!僕、心から応援しています! (1月26日 0時) (レス) id: c6ae5f89f4 (このIDを非表示/違反報告)
楓生さんFC会長のミドロ - らだおったら、レディに羽織をかけてあげるなんて優しいじゃん…。夢主ちゃん…そんな闇深いことを思っていたのね…俺まで心が「きゅっ」ってなるよ…。やっぱ楓生さんの小説は次の展開が読めなくていいんですよね、だから夢中になってどんどん読んじゃいます(笑) (1月26日 0時) (レス) @page17 id: c6ae5f89f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:楓生 | 作者ホームページ:もっぴーきゃっと  
作成日時:2023年12月11日 23時

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