イケメンアイドルと可愛い彼女の恋畑 (ページ3)

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オタクな彼女 × nd恭ページ3

⚠︎⚠︎
大学進学設定です

女の子の苗字は固定です

それでもおっけいな方はどうぞっ！

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「恭平くんだ！」

「ほんとだ！今日大学きたんだね！」

講堂の入り口から入った高橋に黄色い声が飛ぶ。
Aは興味なさそうに見ることもなく、手元のスマホ画面をスクロールする。

教授「じゃあこれからこの4人グループで調べてもらって発表もやってもいらいます。」

(なんで！！どうしてこうなった！)

Aは頭を抱えた。
なぜなら高橋と同じグループになってしまったからだ。

嫌な理由、それは女子の痛い視線を感じることじゃない。

Aは高橋のオタクだった。

(無理だって！！推しの顔こんな近くで見れないって！！)

(神様…私何か罪を犯しましたか…！！)

『グループLINEつくる？』

(なんっでだよっ！！高橋、危ないだろ！！人と連絡先なんてむやみに交換するなっ！！！)

「…あっいや、」

男「作ったわ、橋本さんも追加するわ」

(おっまえ！！！！)

またAは頭を抱えたが何も言えなかった。
そんな様子はつゆ知らず、笑顔でAのアイコンを見る高橋は話しかける。

『…橋本さんのアイコンかわい。』

「…あ、うちの猫です。」

『俺犬派なんやけど、猫も可愛いよな。』

(推しが猫を可愛いなんて尊すぎる！！)

『名前なんて言うん？』

「にゃんた。」

『え、がち？かわいっ』

くしゃっと笑う高橋を間近で見てドキッと胸が高鳴る。

「…今度にゃんたに会うついでに、みんなでうちで課題やってもいいですよ」

高橋の笑う顔がもっと見たくて、うちの猫に戯れる高橋が見たくて、
つい誘ってしまったAは言った後にハッとなるが。

『よし、決まりやね！』

(あっ……)