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数秒、時間が止まっているように思えた
視界いっぱいに広がるオミの顔
唇には柔らかい感触
オミにキスされてるんだと、理解するのに少し時間がかかった
A｢オミっ.....んっ｣
離れようと力を込めるけど、
私の頭を支える彼の力には適わない
でも....なんでかな、少しも嫌じゃない
生まれて初めてのキスのはずなのに
この感覚を、私は知っていた
だけど知らない違和感もあった
私の中の何かが消えていくような....
オミの唇が離れていくと、今度は額が合わさる
オミ｢.....わりぃ、急に｣
A｢ううん、いいの....｣
オミ｢......｣
オミの今の顔を見たら
なんでオミがこのタイミングで、こんなことしてきたのか
なんとなくわかってしまった
A｢どこにも行かないよね....?｣
オミ｢"銀月の狼"は、もういない｣
A｢でもっ、ここにいることはできるでしょう?｣
オミ｢俺が櫻羽家に来たのは奴を....仕留めるためだから
ここにいる理由はない｣
A｢そんなっ....やだっ｣
オミに抱きつくと彼はぎこちない手つきで私を包む
どこにも行かないで欲しい
出会ってそんなに経ってないけど、
オミは間違いなく私の中で重要な存在になってるの
オミ｢俺を、受け入れてくれて....ありがとな｣
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唇にもう一度感じた柔らかい感触を最後に、
私の意識は途絶えた
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名無し98531号(プロフ) - 更新頑張ってください！！続きすごく気になります！ (2019年10月16日 17時) (
レス) id: 92c44a7de9 (このIDを非表示/違反報告)
えま - 続きが楽しみです(*^o^*) (2019年10月1日 18時) (レス) id: ba091c410e (このIDを非表示/違反報告)
まうぴぃ(プロフ) - 素敵なお話見つけました！続き楽しみにしています！ (2019年9月29日 12時) (レス) id: c8900c101a (このIDを非表示/違反報告)
カイ - すごく続きが気になります！！更新がんばってください！ (2019年9月29日 0時) (レス) id: 2a1e5f7dd5 (このIDを非表示/違反報告)
shirey(プロフ) - すごく話気になります！更新楽しみにしてます★ (2019年9月28日 10時) (レス) id: eae9c1c1ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾓﾍﾟﾍﾟ
| 作成日時：2019年9月28日 0時
