行くな、行きたくない。【登坂広臣】

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直人side





あっちゃー......





ELLY「直人さん、今のはマズイですって」



直人「うん....ちょっと言いすぎたかな」



健二郎「でも直人さんが臣ちゃんにああ言う気持ちわかりますよ

俺もちょっと大袈裟すぎって思うし」



直己「でも隆二のあんな表情珍しいですよね」






そう、部屋を出ていく時のあの隆二の顔



焦りと恐怖が入り混じったような顔



ライブとかでもあんな顔はしない









剛典「あの.....」



健二郎「なんや岩ちゃん」




いつもとは違いマジメな表情の岩ちゃん




剛典「俺、臣さんに異変が出始めた時からずっと思ってたんですけど」



直人「なになに?」






剛典「初めは俺も皆さんと同じようなこと思ってましたけど

この頃、実は違うんじゃないかって....」



直己「違うって何が?」



剛典「ただの友達じゃなくてもっと深い感じの。

例えば幼馴染み.....とか」








岩ちゃんがそう言った瞬間、楽屋のドアが開いた









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隆二「岩ちゃんは....感がいいね」

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