行くな、行きたくない。【登坂広臣】

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広臣side






隆二が部屋のドアを開けると




そこにはメンバー５人が立っていた




隆二がチラっと俺の顔を見ると






隆二「少し早いけど、行きますか」





そう言って部屋を出た




健二郎くんと直人さんが俺に手を振って




５人は隆二の後をついていった







広臣「はぁーー.....急に静か。」






前もあったなこんなこと




目が覚めたらいつの間にか病院にいた




隣には目を真っ赤に腫らした隆二がいて




しかも頭に包帯を巻いて顔に湿布を貼っていた






なんで隆二がそうなっていたか、すぐにわかった









だって、俺が隆二をそんな姿にしたんだから









自分の体にも激痛が走ったことを覚えてる









そう、あれは.......忘れたくても忘れられないあの日で







『臣の......バカッ......!!!』





ケンカしたまま....アイツは帰ってこなかった









広臣「......っ、A....会いてぇよ....」









.









.









.









(ここに.....いるよ)

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