十九話「紅い視線」 ページ19
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ホー「これはまた...酷い状態ですね」
エンデ「あぁ。」
とある日の早朝。またもや公安に呼び出されて本州に来ていたホークスは、エンデヴァーからの急なチームアップ要請で指定された現場に訪れていた。
場所はビル群の中のゴミが溜まる狭い路地。そこで彼らが目にしたのは手足から胴体まで何かに抉られたような跡が残る男性の死体だった。
ホー「これは例の連続殺人と同様の被害に見えますけど....エンデヴァーさんが俺を呼んだってことは、何かしらの心当たりでもあるんですか?」
エンデ「...わかってるくせに聞いてくるな。相変わらずふざけた奴だ」
ホー「すみませんって。ということは、やっぱりこの件は
エンデ「ふんっ、最初からそう言えばいいものを」
"
エンデヴァーとホークスの目の前にある死体は服装を見る限りだと生前は恐らくヒーローだったのだろう。
ホー「流石にこうも被害が広まっちゃ、こちらも黙ってられないですよね。しかも被害に遭うのはヒーローばかり。やはり強個性が狙われやすいんでしょうか。」
エンデ「一般人にも被害は出ている。ヒーローだけを標的にしているわけではなさそうだ。被害にあった彼らが強個性だったのか、または"マレチ"だったのか....調べてみないことにはわからない。」
ホー「結局、そのマレチってなんなんですかね。あれから俺も時間があれば調べたんですけど、皆目見当もつきませんでしたよ。」
エンデ「時間があればだと...?もっと探るんだ。何のためのチームアップだと思っている。しかもお前に、この手の調査は得意なんじゃないのか」
ホー「おっ、俺ったら期待されちゃってます?まぁ確かに俺は索敵に向いてるし、これでもNo.2で"速すぎる男"なんて呼ばれてますからね。ここからは真面目にさっさと情報掴んでやりますよ。」
エンデ「......だから最初からそうすればいいだろう。」
フンッと鼻を鳴らしてエンデヴァーは背中を向けると、ホークスも早速翼を広げる。あぁは言ったがNo.1の期待には是非応えたい。
周りにいた警察も2人を見送った後死体の回収に取り掛かるが、背後にある紅い視線には誰も気づかなかった。
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華夏(プロフ) - この作品好きです!これからも更新頑張ってください! (2021年11月3日 16時) (
レス) id: 4bbf064d28 (このIDを非表示/違反報告)
ﾓﾍﾟﾍﾟ(プロフ) - 晴華さん» すみません、非表示でした汗 ご指摘ありがとうございます (2021年11月2日 12時) (レス) id: 9dfe7a6e7a (このIDを非表示/違反報告)
晴華 - 三十六話はどうしたんですか？ (2021年11月2日 9時) (レス) id: 9ac8204341 (このIDを非表示/違反報告)
あさみ(プロフ) - 面白すぎて大好きです！これからも頑張ってください！ (2021年10月31日 22時) (レス) @page42 id: 2e88d3e072 (このIDを非表示/違反報告)
mmiho(プロフ) - 面白くて大好きな作品です！ (2021年10月31日 21時) (レス) @page42 id: 2243970d57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾓﾍﾟﾍﾟ
| 作成日時：2021年5月29日 8時
