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アンヌの過去 ページ4

アンヌ「私はマーン家出身らしいですね。マーン家に何があったかは知らないんですけど」

フェンリル「マーン家って、20年前にと事件が起きて滅びたって聞いたけど?」

ルカ「セントラル地区にある豪邸で何者かに襲撃されたはず。なんか、魔力関係で」

アンヌ「えーと、私の父親は魔力が特別だったとか言われていますね」

セス「…その魔力って?」

アンヌ「私はよく知らないんです。父親は私にそれを教えないまま、ここに飛ばしましたから」

アリス「飛ばされた…?アンヌちゃんのお父さんは魔法が使えたの?」

シリウス「アンヌの父親はリャチャード・マーンか?」

アンヌ「合ってます」

シリウス「つまり、当時1番の魔法使いか」

アンヌ「よく学者様が来て、研究に力を貸してくれと言われていました」

フェンリル「マーン家ってさ、ジェネッタ家と懇意だった気がすんだけど」

アンヌ「よく遊びに行きました。まあ、一人息子が消えてからはあまり行かなくなりましたけど」

アリス「アンヌちゃんは前から黒の領地に住んでたの?」

アンヌ「六年間科学の国に住んでいました」

アリス「じゃあ、私と一緒に帰る?」

アンヌ「…それまでに私が生きていればの話ですが、その時はよろしくお願いします」

レイ「大丈夫お前もアリスもちゃんと守るから」

セス「そうよ!赤の軍なんかに渡さないわ!」

フェンリル「でも、おかしいな。赤の軍はアンヌの存在を知らないはずだ」

セス「確かに知らないはずよね、なのにアンヌちゃんのことを『オリヴィアンヌ・マーン』とか呼んでたし…」

レイ「オリヴィアンヌ・マーン?そいつって20年前の事件で死んだんじゃ…」

アンヌ「私、オリヴィアンヌさんとは別人なんですけど…」

アリス「じゃああの人には何が見えて…?」

フェンリル「この話やめようぜ?とりあえずアンヌは赤の軍が追ってるやつとは無関係ってことだな」

ルカ「フェンリル、顔真っ青」

フェンリル「ルカ黙ってろ」

ルカ「ごめん、フェンリル。あと夕飯できたって」

シリウス「今日は飯食って終わりだ。また明日な」






アリス「ご飯美味しかったね!」

フェンリル「あー、トマトさえ出なきゃな」

アリス「シリウスさんの部屋にピンポンダッシュするからだよ」

フェンリル「今度はぜってー逃げ切る」

アリス「やらなくても…」

フェンリル「あ、明日ブランのとこ行くから」

アリス「アンヌちゃんも連れて行こうよ!」

フェンリル「あ、そうだな」

ブラン宅でのお茶会1→←襲撃



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作者名:まい | 作成日時:2019年8月16日 13時

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