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怖い ページ9

ぼーっとしながらこちらを見つめる白髪男子に
戸惑いが隠せない。

…テストに戻らないとやばくないか?
『あの…テスト受けないと貴方退場になるかもしれないですよ?いいんですか?』

これで行くだろう、そう思ったけど
「別にいいよ…サッカーとかめんどくさい。あーでも退場になったらまた学校行かなきゃいけない……
めんどくさいなー」

なんだこのめんどくさいマン、対応がめんどくさいな

しかしこうも長居してもらっちゃ困る。どうしよ…

すると「凪ー?」という声がした。えっ誰
凪「あっ、玲王…」

その一言を言ったとたんにドアが開く。地獄耳…
でもその玲王さんは私を素通りして凪さんの
ところへ向かう。

玲王?「こんなところにいたのか、探したぞ」
凪「めんどくて…」

そう凪さんが言うとふふっと笑ってそのままおんぶ
した。

お、おんぶ…
そしてそのまま振り返った時、初めて私がいることを
知ったみたいな反応をした。……今更?

玲王「……凪に何もしてないよな?」
『はい?してませんけど』

するとあっそと言って戻っていった。


どうして私をイラつかせるようなことばかり言うんだ
ここの人たちは

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作者名:ゆーとん | 作成日時:2023年1月5日 23時

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