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助けて ページ6

『えっ』
今画面越しに大量の男子高校生が私を見ている
どうすればいいのか分からなくて流し目で絵心さん
をみると、

「早く自己紹介しろ」
みたいな顔をしていた。当たりが強いなこの人。

『えっと、今日からお世話になります、葉坂彩です。よろしくお願いします。』

ぺこりとお辞儀もして、見上げてみると大半の人が
目を逸らしこちらを見ていなかった。
心做しか、顔もイラついているように見える

『えっ……』
絵心「そういうことだ。争い事は起こすなよ。
さあ、ここから話を変えて今後のことについて……」


もしかして私、あんまり歓迎されてない……?
目を逸らされて、イラつき顔もされて…


もし、もしもここにも



私の居場所がなかったら……


絵心「……だからお前たちには、これから大量テストを行ってもらう。彩、トレーニングルームに行って準備しておけ」

『あ、はい…』
ダメだダメだ、すぐ私には悪い方に考える癖がある。
気をつけないと。


『あっ、トレーニングルームの場所聞き忘れた…』


居場所を失わないために




しっかりしなきゃ

苦しい→←嫌だ



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作者名:ゆーとん | 作成日時:2023年1月5日 23時

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