ハッピーエンドになりたくて2【今日から俺は】

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「ビビった〜〜〜！」



「だよね！？」



「もっとねあのね全然ねあの上のほうに投げたつもりだったの、そしたらねあの顔のほうに飛んでっちゃって」




ナイフを投げてから怯んだ開久がまた追いかけてきそうだったところを持ってた卑怯アイテム手持ち花火でなんとか逃げ切ることができた



ナイフはやっぱりたまたまか貴志らしいと笑いが出た




…
……
………





学校に戻れば2人はスーパーヒーローみたいな讃えられ方



「3人とも無事だったのね！」



「理子〜〜怖かった〜〜」



とハグする
これが一番安心するなと心底思う

そんなこともつかの間

険しい顔した明美さんと京子さんが校門までやってきた



「ちょっ待てよ！明美！」



「あれ？京ちゃんどうしたの？」



「三橋さん伊藤さんどういうことっすか？」



「ん？なにが？」




「すいません…うちの奴らが何人も三橋と伊藤に命令されたって奴に金取られたもんで」




「え？」




「いつからそんなことする人になったんすか？」




「えっそんなことしてないよ？」




「金渡したくねえって抵抗して殴られた奴もいるんすよ？」



「待って待って2人とも、この2人今まで開久に追われてて私も付いてったからそんなことしてないよ？」



「Aでも開久に３００万要求されたんだよね？」



「それは…」



「もうやめな明美行くよ…私伊藤さんのことは信じてますから」




「京子さん…明美さんも、いっちゃった」



「「伊藤さんは」って言ってたね」



「ん？どういうこと」



「貴志は信用できないそのまんまじゃない？」





それにしてもどういう事だろう
金髪とツンツンなんてどう考えたって同じ人はいないわけだから、確実に貴志と伊藤くんな訳だ



「何？この感じ」



「さぁ…」



2人も困惑してる様子で校内に入ってった





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