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理子の声だ
外から聞こえるさんちゃんという声

声がする方へ走って伊藤くんは二階の窓から飛び降りた



「い!いとうくん!?」



飛び降りた先を除けばヘルメットを被った男手には金属バットを持っていた

理子が襲われたんだ



いてもたってもいられず飛び降りるわけには行かなくて外に出た




「理子!!!伊藤くん!!!大丈夫!?」



「伊藤くんが助けてくれて助かったわ」



「クソお前痛ってぇ…」



「ヘルメットの上から殴るからよ」




「なのに気絶してんだよ?こいつ弱」




「まぁ弱くなきゃそんなもん着けて来ねわな」




伊藤くんの拳を見れば真っ赤になってて痛々し状態で手当てをしようとハンカチを出そうとすると理子がさんちゃんは?なんて切ない顔で聞いてくる

そっか理子は貴志を呼んだんだ




「あぁ…まだむくれてる」



「執念深いなぁ…」



「貴志となんかあったの?」



「それがさんちゃん…!?伊藤ちゃん!!」




ヘルメット男が気絶してて油断してた
立ち上がって金属バットを振りかざして伊藤くんに殴りかかる




「うらぁ!!!」



叫びと共にドカドカ殴りかかり伊藤くんが気絶してしまった



「伊藤くん!!!」



声届かず私たちの方に近づいてきた
やられる…!目をつぶって覚悟した





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作者名:ももずく | 作成日時:2019年3月31日 12時

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