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次の日の放課後理子のクラスを除けばいないし教室に貴志も伊藤くんもいなくてなんとなく屋上にやってきた
「誰もいない」
「あ、Aちゃん！こっちこっち」
声がする方を辿ってくと塔屋の方
ハシゴを登れば伊藤くん
「そんなところで何してんの？」
「あ、いやなんとなく？」
なんだか焦ってるけど元気出たみたいで一安心
「あ、そういえば貴志と理子がいないんだけど」
「あー2人なら一緒だと思うけど」
「あー…ほんと？また1年生にちょっかい出しに行ったのかなぁ」
「お前そんなとこいっとパンツ丸見えだぞ」
声がしてスカートを抑えながら下を見れば貴志
上がりきらずにハシゴで伊藤くんと話していたからそりゃ丸見えだけども
「そんなストレートで言うことないじゃない！バカ！！！」
「おま！？人が親切に教えてやったのにそれはねーだろ！」
「うるせー！！！」
ハシゴから飛び降りて貴志に飛び蹴りしてやる
我ながら綺麗に決まりドヤ顔すれば気絶してる
「あちゃ、ごめん貴志…ごめん伊藤くん起きたら怖いから行くね」
上にいる伊藤くんに小走りで屋上を出た
…
……
………
結局理子には会えないままで、今日は諦めて帰ろうかな、そう思った時に伊藤くんが怖い顔で走ってきた
「Aちゃん！理子ちゃん！理子ちゃん知らない？！」
「え、理子？私もあれから会えてなくて、なんかあったの？」
「ちょっとやばいかもしれない」
「え、ちょちょ！待って！」
伊藤くんの後を急いで追いかけた
「さんちゃーーーーーーーん！！」
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作者名：ももずく | 作成日時：2019年3月31日 12時
