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「もしやすっぽかされた的な？」
「いつもお前がやるやつ逆にやられた的な」
「何すんだよ！痛ってぇな」
伊藤の一言でイラついて一発肩パン食らわす
果たし状が家に投げ込まれ俺たちは指示通り土手にやってきたのに、こない
なんでだ
「あり得ん…
俺様がこんな簡単な罠に引っ掛かるとは…！」
「まぁ今井に見られてなくてよかったな」
ムキーーーーーとなって伊藤に八つ当たりしてると女の声がした
それは連れてかれたと言われてたAの声でパッと声をする方をみてやればさっき俺に喧嘩売ってきたやつの1人の後ろにAがいて
「……よ」
「おま！！！！」
「Aちゃん！無事だったんだね！」
貴志も伊藤くんも安心した顔で私は2人に駆け寄ろうとした時にユタカに腕を掴まれた
「え、なんで」
「俺はな俺の仲間やった千葉の田舎者が憎くて仕方ねえんだよ！」
「はぁ？何の話だよ」
「俺とこの子をかけてタイマンしろ」
「は？何言ってんだバ〜カ」
「お前は俺の仲間をやった
これは勝負じゃなくて退治だ成敗してやる仲間やられた時何もできなかったんだ。
俺はお前らをぶっ飛ばして仲間の敵を取る」
なんちゅうとばっちり
でも確かにユタカの事だ本当に仲間が大事なんだな、と頷いてると貴志に睨まれる
「とばっちりもいいとこだななぁ伊藤…伊藤？」
「タイマンなら俺が受けてやるぜ
仲間やられて何もできねえでいら立ってたのは俺も同じだ」
貴志とちがって仲間思いな伊藤くん
こりゃ惚れちゃうわ
伊藤くんの彼女の事を考えて頷いてしまったらまた貴志に睨まれた
お前はなんなんだよ…と心の中で突っ込む
「伊藤君に預けま〜す」
…
……
………
「これで気が済んだかよ？」
「あんた…強えぇんだな…」
「言っとくけどな千葉のつっぱりは悪い奴ばっかじゃねえぞ」
「何かバカみてぇだな」
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作者名：ももずく | 作成日時：2019年3月31日 12時
