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Your side
社内にお人好し、なんていたっけ？
…私が見てないだけで、ジェノと親しい女の子だっているはずだ。
自惚れるな。
『…お人好しは誰か分からないけど、いい人だね。』
JN「はぁ……A。」
「こんだけ言っても分かんないとか、鈍感だね。」
JN「Aだよ、俺の好きな人。」
『っ、ゴホっゴホっ…』
JN「なんで今むせるかな、笑」
そんなこと言って背中さすってくれてるけど。
流石に飲み込めません、その言葉は。
当の本人は、何が悪いの？と言わんばかりに首を傾げている。
『そ、そんなキョトン顔するなよぉ…』
思わず顔を背けてしまう。
JN「…ねぇ、A。こっち向いて。」
『無理、恥ずかしくて顔向けできない。』
JN「ふはっ、大丈夫。ずっと可愛いから。」
こんなに変わることある？
普段から優しかったけどさ、なんか今日おかしいよ…
JN「家呼ぶ時、内心めっちゃ緊張してるの知らないでしょ？」
「Aがあまりにも平然とおじゃましまーすって入るから、男として見られてないんだなと思って。」
「でもさ、その反応は期待…していいんだよね？」
ジェノと向き合って、恥ずかしながらも顔を見る。
耳が少し赤くなってる。
ジェノは女として見てくれてたんだな、私を。
その気持ちは、嘘じゃない気がした。
『、期待していいと思う。』
JN「…なにそのハッキリしない言い方、笑」
急に好き、だなんて言ったジェノが悪い。
『…私も、』
JN「何が？笑」
『…ジェノに家呼んでもらう時、あまりにも普通だったから女として見られてないんだろうなって思ってた。』
『でも今聞いて…嬉しかった。ジェノも同じ気持ちなんだなって思って、、』
『私も好きだよ、ジェノのことが。』
改めてジェノと向き合った。
私の目に映るジェノは、いつもの顔で笑っている。
JN「…キス、しよっか。」
『…いいよ、』
雪が月をも隠す勢いで降ってきた頃。
二人の影は一つになった。
end
・
終わり
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風ちゃん(プロフ) - wakaさん» ヘチさんって恋愛相談には持ってこいの人物だと勝手に解釈しております🤭 (12月10日 14時) (
レス) id: 28b3fc24c1 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - ヘチャン😂優しいしかわいい！！！😂 (12月10日 12時) (レス) @page8 id: cdbb1440fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風ちゃん | 作成日時：2023年12月4日 21時
