ミルクティー (ページ7)

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ep.5 ページ7

日向「そうかー、Aさん月島の幼なじみなんだなー!じゃあ山口とかも知ってんのか!」

その日から日向くんとはよく話すようになった
部活のことをよく話してくれる

「山口も小学校同じだったよ、みんな同じバレー部なんだね」

日向「月島と生まれた時から一緒か..なんかこう、
大変そう...」

思わず笑ってしまう。部活でどんな感じなんだろうな

日向「だって月島っていつも怖いっていうか、不機嫌そうじゃんか!見下されてる感あるしよぉ」

「わかるわかる(笑)あんまり笑わないしね」

蛍の話題で誰かと盛り上がるなんてね
日向くんからは部活の中でのわたしの知らない蛍の話をたくさん聞けた

日向「でもそんな仲良さそうなのに、校内で月島と喋ってるところ見たことないな」

「...意外と鋭いっていうか、ちゃんとポイント突いてくるんだね」

別に喧嘩したわけじゃないんだけど、最近話さなくなったことを日向くんに話した

日向「へー、だから最近アイツ、」

びっくりした。まさか、あの蛍がそんなこと。

日向「ケータイずーっと睨んでると思ってこっそり覗いたらAさんとのトーク画面だったんだよー」

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その日の帰り道

蛍も大概だよなぁ
わたしにバカとか言えないじゃんね

ずっと考えてたけど、考えてたのはわたしだけじゃなかった

気にしてるなら連絡くらいしなよ、バカ蛍。

その日はクラス当番で仕事があっていつもより帰るのが遅くなった
すっかり暗い。

相変わらず登下校は一人。
佐々木くんは今日友だちと放課後ボーリングに行くって連絡が来た

お昼休みにごはん一緒に食べたりはするけど、やっぱりどうなんだろうなぁ

わたしとは遊びに行ってくれないのに。

ケータイで時間を確認すると、19時になろうとしてる

今日の夜ごはん何だろー、なんて考えながら歩いていると

『ねーねー！』