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神木「A！久しぶり！」
『うわ…！何！？怖！』
神木「怖いってなんだよ！友情の証じゃねーか！」
野上「お前の場合は下心が入ってんだよ離れろ馬鹿」
『俺が怖いって言ったのは野上のことだよ』
そんな久々でもないけど、野上に会えないから余計時間が長く感じている。
花井「のがみんとかみかみはいつも元気でいいよね」
桃井「二人とも諦め悪いからね、いつまで続けるんだか」
源田「決着はついてるんじゃないのか？付き合ってるんだし」
花井「恋愛はそう簡単にうまくいかないんだよ」
桃井「そーそー」
先輩が心残りだと俺たちが前に夢を書いたハンググライダーに"社長になりたい"と書いたり。
花井「でものりりんが社長になるんだし、書き直したら？」
神木「こんなデカデカと書いたら修正も利かないっしょ」
藤木「そうやった…宣杜からしたら俺の夢なんて……」
桃井「ちょっとそれで涙拭かないでよ？」
それに桃井が正論パンチしてたら、それが俺に被弾してきたり。
野上「まあ藤木先輩には就職不可能な企業ではあるな」
『こら野上。先輩だって頑張ってるんだから』
桃井「ほら、宣杜もこう言ってるんだしちゃんと教師目指しなって」
藤木「しっかり教師目指しとるって！」
源田の進化した料理を頂き舌を巻いたり、思い出話に花を咲かせたり。
花井「にしてものりりんの所作で育ちいいって思ったのがみんって気持ち悪いよね」
桃井「相当、だいぶ。かなり引く」
野上「はあ！？人としてマナーを気にするのは常識内の範囲だろうが！」
神木「向かいに座られて迷惑してたとは思えないくらいAのこと見てんなってこと」
『全然気付かなかったや。野上って俺のことそんな昔から熱い視線で……』
タイムカプセルだって埋めた、何を入れたか覚えてない。
様々なノウハウが詰め込まれたものだと、野上は言ってたっけ。
神木「前から思ってたけど、Aって運動神経いいよな」
『ええ…普通では。俺ノーコンだし』
源田「それじゃあ俺と野球して投げられるようになろう」
花井「えー！じゃあ僕も一緒にやる！」
桃井「やってあげてもいいけど」
『え？決定なの？』
青春のように砂を駆けまわり、遊んだ。
本当にまあ、いろいろあった。
キラキラした十代は、あっという間に終わる。
この先の人生は簡単じゃないし、甘くもない。
そんなことはわかってる。
でも、ここで自由の本当の意味を知った。
こんな仲間との思い出がある限り、俺たちは無敵だ。
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yechung(プロフ) - とても素敵な作品でした。ありがとうこざいましたm(_ _)m (2023年2月6日 16時) (
レス) @page29 id: 2db2bfccf5 (このIDを非表示/違反報告)
ぼあ(プロフ) - 最終話楽しみに待ってます！ (2022年12月24日 12時) (レス) @page24 id: 6c4e658584 (このIDを非表示/違反報告)
古川(プロフ) - 定期的に読み返して楽しんでいます。最近はお忙しいのでしょうか？気長に更新待っています。 (2022年7月13日 22時) (レス) id: 4b5ae5c210 (このIDを非表示/違反報告)
yechung(プロフ) - 移行してたのに今日気づきました( ﾟдﾟ)更新ありがとうございます。毎回とても面白いです。 (2022年5月11日 6時) (レス) @page15 id: a7fc5954a6 (このIDを非表示/違反報告)
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