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「隠し事ですか…?」
「そう。」
「なんで、急に…?」
「いや、急って言うかずっと気になっててんけど。最近流星上の空なこと多いな思うてさ。」
もしかして顔に全部出ちゃってたのかな…。
神ちゃん曰く、僕は顔に出やすいって言うしな…。てそんなこと考えてるんじゃない。
なんて言えばいいんだろう。
寂しかったです?
いやいや可愛い女の子じゃあるまいし。こんなガタイがいいだけの男がそんなこと言えない。
とにかくなんて言えばいいのか分からなくて視線が下がってしまう。
すると重岡先輩の顔がそっと近づいてきて顎を上げられて嫌でも視線が交わる。
「正直に全部言って?
俺、流星のことなら何でも知ってたいから、隠し事されるのは嫌やねん…。」
交わってた視線が逸らされて急に不安になる。
重岡先輩にこんな顔をさせてるなんて。
もう言うしかない、羞恥を覚悟で重岡先輩に話し始めた。
「僕、き、キスしたいんですっ…」
「…へっ?」
元々2人しか居ない生徒会室。
静かだった部屋がさらに静けさを増して、張り詰めたこの緊張感とも言える空間がこの部屋を襲ってくる。
言葉選び失敗したかも、なんてこの時は思ったけど、あとから思えば大失敗だった。
自分で墓穴をほったようなもの。
「ちょお、ほんまなんなん。」
ようやく静けさを消したのはどこからか鳴ったリップ音。
あ、違う…。キスされた…?
「もうほんまなんやの、可愛すぎ。
めちゃくちゃ我慢しとったんに…。でももう我慢せぇへんから。」
そうニヒルに笑った先輩の顔がゆっくりと近づいてきたある日の生徒会室。
僕は1つ大人になりました。
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いかがでしたでしょうか、大変長らくお待たせ致しました。ようやく一段落?しました!
またゆっくりですが更新していこうと思います!よろしくお願いしますm(_ _)m
(内容がズタボロ…)
そして流星さんドラマおめでとうございます!
嬉しいけど不倫……1人で発狂しそうです…。
もりゅう
ほっぺに焼き餅 赤桃×青@リク→←あの日の生徒会室 赤×青@リク
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くりーむあいす(プロフ) - 無理でしたら、戻ってきた時は絶対に読ませて頂きます!!ちゃんとコメントさせて頂きますね! (2018年8月2日 20時) (レス) id: 78b22f8776 (このIDを非表示/違反報告)
くりーむあいす(プロフ) - すいません(T^T) (2018年8月2日 20時) (レス) id: 78b22f8776 (このIDを非表示/違反報告)
くりーむあいす(プロフ) - ほんとにたまにでいいので更新して貰うことは無理でしょうか?もりゅうさんの作品がすごい好きなので…無理でも全然大丈夫です! (2018年8月2日 20時) (レス) id: 78b22f8776 (このIDを非表示/違反報告)
くりーむあいす(プロフ) - サブ垢から失礼します!!辞めちゃうんですね…リク答えて頂いてありがとうございます!! (2018年8月2日 20時) (レス) id: 78b22f8776 (このIDを非表示/違反報告)
もりゅう(プロフ) - トワイライトさん» こちらこそありがとうございました!そう言って頂けると嬉しいです(TT)皆さんの記憶から無くなった頃にまた戻ってくるという可能性も無くはない(?)ので、その時はまたよろしくお願いしますm(_ _)m (2018年7月31日 11時) (レス) id: fa38ddbb98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もりゅう | 作成日時:2018年5月18日 20時