_9 ページ10
青*
健人に監 禁してもらっとる部屋。
監 禁部屋なんて、そんな物騒な感じの部屋とは程遠い、白で統一された綺麗な部屋。健人のお陰で何不自由なく暮らせている。
そんな部屋でいつも通りのんびりテレビを見ていた時、部屋のドアがノックされて、健人と、
もう1人誰かが入ってきた。
｢え…？あ…きと…。｣
｢流星、ここにおったんか…。｣
｢な、なんでここがわかったん？｣
頭の中はパニックだった、
望を守るためにあそこから離れてここに居るのに、照史にバレたら望にだって知られるかもしれない。
ここからも離れなければいけなくなる
どうしよう、もう行く宛はないのに。
｢大丈夫や、流星。
望には言ってへんから。俺1人や。｣
そう言って腕を広げる照史。
あぁそんなことされたら抱きつくしかなくなるやんか。こんなことされるから離れたくなくなるねん。
でもどうしても懐かしいから…
少しだけもう少しだけ、このままでいさせてください。
ｷﾞｭ…
｢なぁ、流星？｣
｢…ん、んん…ん？｣
照史の腕の中をもにょもにょ動いて目を合わせる
｢戻ってくる気はない…？
望が…、望がお前を血眼になりながら探してんねん…。無理とは言わへんから…。｣
照史のチャームポイントとも言える八の字眉毛をさらに下げる。そんな顔せんといてほしい、ましてや今1番会いたい望の話だなんて。
｢ごめん、照史、
俺は、戻る気ないよ…。｣
｢そっか…。｣
そう言うと照史が俺からそっと離れて、にこっと微笑んだ。
そのまま健人に一言お礼を言って、そのまま出て言った。
これで良かった…これで良かった、んよね…？
｢流星…ほんとに良かったの…？｣
｢…大丈夫。
やから、健人…。｣
｢…わかった…。｣
健人に抱きしめてもらう
そのままベッドになだれ込むように押し倒される。
こうでもしなきゃ望のことを思い出してしまう。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 151人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みたらし - お話全部読ませていただきました。もう、大号泣です。最後の流星が打たれるところからlastまでのところが、とても感動的で涙が止まりませんでした。これからも、頑張って下さい。 (2020年3月9日 8時) (
レス) id: 78aa7cde15 (このIDを非表示/違反報告)
mooooeR(プロフ) - 青色れもんさん» 方向性としてはもう決まってまして…。ほんと話飛びすぎてすいませんm(_ _)m (2018年5月1日 20時) (レス) id: fa38ddbb98 (このIDを非表示/違反報告)
青色れもん(プロフ) - え、急展開…！！流星くんはこのまま死んでしまうんですか！？！？これからも頑張ってください！ (2018年4月30日 23時) (レス) id: 3766ad499a (このIDを非表示/違反報告)
mooooeR(プロフ) - # 流 望 んさん» この2人が1番です笑 良かったら見てくださぁい〜笑 (2018年4月27日 20時) (レス) id: fa38ddbb98 (このIDを非表示/違反報告)
# 流 望 ん(プロフ) - ついんたむやないですん♪♪楽しみにしてますん♭ (2018年4月27日 17時) (レス) id: 175c974560 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mooooeR | 作成日時：2018年4月26日 19時
